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電波…とどいた? 200301上旬/中旬/下旬

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2003年1月1日の電波状況

新年

あけました。今年もよろしく。

ハレグゥDX鑑賞→鍋→紅白で中島みゆき→ほしのこえ鑑賞→おやつ→チュチュ(一部)鑑賞

新年のはじまりはこんなかんじで。

ハレグゥはおもしろすぎます。結局、DXと、関連する部分だけで、 TV版全部鑑賞はとりあえずパスしたのですが、ちまちま消化していく予定。チュチュは今後の四角関係が気になります。あと猫先生最高。


2003年1月2日の電波状況

雑記

微妙に体調わるげなので帰省中止。実家に電話だけいれておく。アニメみたりしながらごろごろぐでーとすごす。


2003年1月3日の電波状況

雑記

結局ハレのちグゥTV版を全鑑賞してしまう。いやあ、おもしろかったです。最後がぶつぎりなのがちょといただけないけど、まあ、DX に続くってことで。気に入ったので、主題歌のCD を発注したんだけど、気が付いたら原作単行本も全部発注してる罠。おそるべし amazon。


2003年1月4日の電波状況

矯烙の館(13cm)をコンプリート。新年早々これかい! 長くお借りしてしまってすみません。次に会う機会にお返しします>esuさん

激しく看板に偽りありのシステムはさておき、すげーおもしろかったーのですよ。感想は「なるほど、すばらしい(笑)」のみでひとつ。まあ、元長信者はとりあえずプレイしとけってこった。

あー、この設定、この内容、この展開なら、絵柄を激しくアニメ調な萌え萌え路線にしておくと、なおばっちりだったのにとか思ってしまうのは間違いでしょうか(苦笑)。「未来にキスを」をプレイした後だからさらにそう思ってしまうのかも。そのあたりをさっくり差し換えてリメイクしてみるというのは……だまされるやつは二度といないか :p


2003年1月5日の電波状況

雑記

堀江のみっちゃんかよ!! (挨拶)

あ、GA の話です。前半も後半もいろんな意味ですごいよなと思いました。まる。たぶんこれは各地でみんな触れてるだろうからこんなところで(^^;

うーにゅ。今日も、なんかいまいちやる気がでません。正月ぼけです。困りました。

MELTY BLOOD は、まだ1ルートのみです。しかしまあ、やっぱ奈須氏はうまいのです。あ、「たんぽぽたべて」のモノローグが頭をよぎったのは私だけでは無いはずだ(苦笑)

ファンディスク ってのは言い得て妙ですな(笑)。実際、Sense Off や 未スをよりも、こちらを後にしたほうが良いと思います。いきなりこれをプレイすると、むきだしすぎて、「はぁ?」になる可能性が高そう(苦笑)

けいくんの所からたぐってぼくらのうた たしかに「メトロポリタン美術館」がすばらしい。「まっくら森のうた」チョイスしてるあたりナイスですし、ちょっとほしくなった。委託されてるらしいので、今度げとしてこよう。

むび

南向氏の大嘘でぃすく4の映像を、某種のOPと合体させて、比較できるムービーを作って遊んでみたりする。うわ、すげーおもしれー(笑)。比較すると細かいところまでつくってるのがよくわかるのです。

swf は Standalone Playerで解像度低い状態で全画面再生したものを Video 出力したものをキャプチャして AVI 化、種はTV放映をキャプチャしたものをこれまた AVI 化。それぞれ長さをあわせて切出しして、

方法その1: それぞれのムービーの全フレームを一度 BMP でばらばらに出力させて、サイズ補正後結合して一枚の画像に。できた全画像を再結合して AVI 化してから再エンコード

方法その2: QuickTime PRO でそれぞれの AVI を読み込み。トラックの追加処理で 2つのムービートラックを混在させて、「移動」をつかってそれぞれを画面中にならべて配置。「書き出し」で合成結果を AVI 出力させて、それを再エンコード

こんなかんじで処理してみました。QuickTime PRO ってけっこうおもしろいことできるのね。あとこれだけでクリッピングできると便利なのに。 swf の直接 AVI 化も可能だよなぁとは思うのですが、QT5 では、大嘘4 の swf はきちんと再生できなかったのでした。QT6 では再生できてたから、 QT6 PRO 買って実験してみるかのぅ。

ハレグゥ

ぼけっとしてたら、密林からペリカンさん来ました。

アニメ化されて良くなった作品なのかな〜と漠然と思っていたのですが、なかなかどうして、原作からしておもしろいのです。まあ、アニメを先にみてるという効果はあるのかも、声がばっちり脳内補完されますし(笑)。アニメは基本的には原作のキャラクターとエピソードをしっかり踏襲しつつ、順番や設定を変更したりして、話をふくらませてあります。

アニメとしての動きのつけかたが非常に見事ですね。例えば、グゥが馬鹿笑いするシーンはもちろん原作にもあって、四角い口でかくかくといったかんじの表現だったわけなのですが、それをあのようにアニメ化して、原作の雰囲気をそのまま大切にしつつ、さらに動きと音のインパクトを加えてあるわけです。もともとアニメ化に適した作品で、さらに、よくわかってる人が作業して、見事にしあげたという印象です。全体として、原作ファン、アニメファン相互に満足のいく完成度なのではないでしょうか。 TV版ラストのはしょりを除いて(^^;

印象深いダマ関連のストーリーも、きっちり原作にそってるのね。デラックスのラストも、前の予告からして、ダマで締めっぽいな(笑) (原作では9巻のエピソード)。このあたりは、アニメから原作へのフィードバックなのかもという気もします。つーか、アニメのダマ、まじで人じゃねーし(苦笑)

しかし作者さん若いのねぇ(たぶん今年で23歳)。1巻から9巻まで順にみていくと確実に腕があがってるのがよくわかるのです。原作で印象的だったのは、登場人物の髪型や服装がいろいろ変化していくことですかね。ウェダが髪をのばしてみたり短くしてみたり。マリィはかなり大胆に髪型かえてますし、服も見事に毎回かわってて楽しいのです。このあたりは女性作家ならではなのかもと思いましたとさ。このあたりはアニメではなかなか実現が難しい部分ですな。例の猫耳な服もしっかり原作ベースなのね(笑)。後ろでグゥがいろいろしてたのはアニメ版スタッフの遊びやな(苦笑)。

まあ、こんなかんじで、純粋に楽しめるアニメ作品として、原作こみでなかなかおすすめなのです>ハレのちグゥ


2003年1月6日の電波状況

QuickTime

QT6Pro でちょっと実験とか。フラッシュトラック(swf6) + ビデオトラック(無圧縮AVI) + オーディオトラック(mp3) をまぜこんだ QuickTime Movie ファイルを作ってさっくり再生させることには成功。なるほど〜フラッシュの混在が簡単にできてしまうというのは QuickTime の強みなんですなぁ。UIが激しく腐ってるけど(汗)

で、なんで、Windows が知ってる Codec 持ってる AVI がひらけませんかね(涙)。 AVI については、QuickTime 自身が知ってる形式(無圧縮、BMP、DV系各種、Indeo、 Cinepack などなど)でないと扱えないご様子。ううう。や、よーするに DivX な AVI があつかえるとうれしいなーってことなんですけど(^^; 身近なファイルは全部それなので……。Mac版は QT な DivX Component は存在するわけですが、これでの書き出しもできたりするのかしらん?

あと、無圧縮AVIで、はきだしてると高確率で例外で落ちる(涙)。

ところで、MPEG4 で吐き出したファイル (拡張子 MP4) を、 QT 以外で再生させる方法ってあるのかしらん? ……調べてみよう。ふむ、QT6 の他、RealOnePlayer も対応してるみたいですね。あと、envivioのプラグインを入れると、 WMP/RealPlayer/(旧)QTPlayer でもいけるようになるらしい。って、RealOne で再生かけると、envivio のプラグインがダウンロードされた模様(苦笑)。パラメータ設定悪いのかもだけどけっこう豪快に四角いノイズがが。

雑記

。中身は普通にコピー用の用紙です(^^; いちおー表紙は、HP Premium Inkjet Heavyweight Paper で、ちょっと厚手のインクジェット専用紙ですな。うちのコピー本は中綴じでつくってますから、ちょっとした丁寧感はあるのかも。


2003年1月7日の電波状況

リスク

大きなサークルは大変つー話、岩田氏は、別にサークルの利益の観点を無視してるわけじゃないですよね。この文章群は、現状を見た上での、(即売会システムの破綻という)悲観論ベースの(主に買い手にむけた)啓蒙文なわけで、それの細部だけとりだして難癖つけてもいまいち意味が無いのではないかと……。というか、JAGARLさんの主張がどこにあるのかまったくわからなかったり(苦笑)。そもそも本論部分は↓でしょう。全然無視してないと思います。

 買い手は「後腐れ無し」に喜んではいけない、自分たちの生活や日常負荷まで考えて対応しなくてはならない。イベントに行ってその規則を守るのは当然であろうが、守らない人にはまず自分たちで対応できることをしなくてはならない。そしてサークルやイベントに積極的に関与していくことが求められる。時間が許す限りサークルを回り、会場内を歩き困難なサークルや参加者を手伝う、そうしたリスク負担を行う人が増えれば、困難な事態は大幅に解消されるだろう。いくら同人誌が書店で売られていて、商業誌と酷似していても、構造的には全く別であると言うことを理解しなくてはならない。

 サークルは金銭的なメリットに身を任せるのではなく、きちんとしたサークル運営を行うことが求められる。イベント主催者・スタッフに面倒な事態をお任せするのでは無く、負うべきリスクをシェアしなくてはならない。参加者に甘えることなく創作者として真摯な対応を心掛けなくてはならない。

 イベント主催者・スタッフはイベントを安全に運営し、必要な説明責任を果たすことが求められる。何故そうした手段をとったかを明示して説明を行うことができなくてはならない。

客員主席研究員(笑)岩田次夫の研究室 「悲劇と喜劇が二七の十四(2002年12月)」 より引用

私が感じる現状でも、大手サークル側のリスク>買う側のリスクですかねぇ。「同人誌即売会」であり続けるようとするかぎり、サークルが大きいほど買う側が弱者になるということは無いのではないかと思います。ただ、「大手」を分離しない限り、現状の「同人誌即売会」は維持が難しいのもまた事実(^^; ただ、単にでていけってのは無理がありすぎ。大手の人も「同人」仲間なわけで。「大手サークル」の自衛手段の一つとして「一般市場」と「同人誌即売会」の間に「同人委託業者」という選択肢があるわけですけど、これは販売時のリスクを下げることはできても、今度は流通制御のリスクを負うんですねぇ。あと精神的な問題が。(Netベースの)低コストな個人流通・決済のシステムが整えば、また新たな道もひらけるのかもですが。

あ、ペーパーうんぬんの価値観についてはちょっとずれてる気がします。ペーパーって、雑文、落書き、サークルの今後の予定といったものがかかれた「ちらし」で、本の「あとがき」だけをひっぱりだしたよーなもののことですよ。いわばデザートですね。それから、漫画ではなく「イラスト」の販売は即売会で普通に見られます。コンピュータを扱える人なら「CG集」として参加してるのが一般的かな。で、そういったものは「ペーパー」とはいいません。もちろん、そういったペーパーの内容自体をメインコンテンツとして(=エッセイ集など) 展開することは可能でしょうし、実際そうしてるサークルもあるでしょうけど、この文脈では、メインコンテンツとしての「本」が存在した (あるいは存在する予定の)上でのサブコンテンツとしての「ペーパー」の話をしているのです。メインが要求されていない(そして出てこない)という話。岩田氏が愚痴ってるのはそういった風潮です。それを嘆くこと自体は特に妙な話ではないと思うのですがどうでしょう?

あと、それはそれでしょうがないとした上での本論が↓

 やれる人はやれば良い、しかし9割の人は駄目で、お茶濁し本を出したり、落書本であったり、ラミカ作ったりして同人誌即売会に出てくる。駄目になるのも本人の選択だし、それをあれこれ言っても仕方ない。それより数%の良い作品や描き手を支援する方が良いと思うのだ。

客員主席研究員(笑)岩田次夫の研究室 「作家のモチベーション(2002年11月)」 より引用

これっすよね。

私見では、ペーパーはそれはそれでおもしろいというか、よーするにあれは、 Web時代以前からの「Web日記」的インターフェースとして機能してるものだと認識してます。ペーパーだけ出しつづけてるサークルってのは、日記だけ更新され続ける、うちのようなサイトなわけやね(苦笑)。日記も積もればコンテンツ(ぉ。Webからスタートしてるようなサークルだと、ペーパー的なものを出して無い(Webがそれを日頃から兼ねてる) 所も多いのではないかと推定してるんですけどどうなんでしょね。 Webが発展した分、この種のペーパーをわざわざ別に出す意義は薄れてる気はしないでもないのです。


2003年1月8日の電波状況

仁王様がマリア様がみてる

「日光」「月光」ってのは、羅漢様とか金剛様とか如来様とかふざけたことをぬかしていた我々への作者からの挑戦状ですか!? (挨拶)

いや、まじでその下りをよんだ時、爆笑しそうになったんですが(苦笑)

ということで今更ながら読みました。いやあ、おもしろかったのです。というかにやけまくりで電車で変な人発生。姉弟萌え(ぉ

次は文化祭なんんかな。楽しみなのです。

まこすてん

や、たまには話題に。X11 公式に出しちゃうのカー。 locale も無いような libcでその種の展開すすめてええんかのぅ。

一応入れてみました。なるほど、軽いかも。起動用に X11.app ってのがあって、それが簡易ランチャーになってて、そこからローカルなアプリは起動可能です。あと、quartz-wm という Window Manager 入ってます。それ以外は特に手をいれてる様子はなさげ。あ、rootless 専用っぽい。twm とかで困ります。がっつりいじって、XDMCP で外部に接続〜とか、フォント周辺でちゃんと Quartz のものが使えるとか、そのくらいつくりこんであったら誉めるんだけどな(^^; ヘッダファイル見てみましたが、-DX_LOCALE つきっぽいですな。でも XFree86 の X_LOCALE って今まともに動いてるのん?(←無知です) Mac で作業する上では、遠隔のマシンから KTerm や Emacs が安定して呼べるのでそれはうれしいかも。


2003年1月10日の電波状況

同人

ういっす。 JAGARL さんのご意見は、私のみたところでは「消費者(!=参加者)の意見」なので、興味深いのです。楽しみにしておきます。

岩田氏※1 が想定する理想像としての即売会は「買い手=一般参加者≠消費者」という前提があるのでしょうね。これは、目眩ましではなく、本来それこそが標準状態だった、というのが背景にあるわけでして……。岩田氏は、スタッフにして ※2 、売り手にして、そしてなにより買い手だったわけで、そういった理想を作ってきた側の人なんですね。

現在の岩田氏は、基本的に「買い手」です。たぶん、今現在、日本で一番「同人誌」を買っている人でしょう ※3 。おそらく保有数※4 も個人としては日本一なのではないでしょうか。そのあたりをふまえて、あれは「売り手」としてではなく(ある古参の)「買い手」の意見だ、として読んでみると、また違った見方ができるかもなのです。

私としては、サークル参加者でもありますし、理想論としては基本的にもっともだと思ってます。「苺電波部」の現状は比較的理想的状況かもとは思ってたり。俺的心のオアシス(ぉ。コピー本だけど(苦笑)

ただし、私は、半分一般市場化(=買い手を客として扱う)した、中間的市場としての「同人市場」が今後成立しうるかどうかにも非常に興味がありまして、そのためのサークルの在り方はどうあるのが最適か、はたまたどういった商業的シフトが可能なのか、というのは常に考察の対象になってたりもします。身近なサークルさんでも、こういった部分を明確に意識している、または意識せざるを得ない所はそれなりにありまして、観察対象にさせてもらってたりします。「CCLUB別働隊」はこのへんの流れに指の先ぐらいはつっこんでるかな(苦笑)。

ちなみに、うちのサークルの採算スタンスはこんなかんじだったり。

今のところおおむね成功。


※1:「イワエモン」のが通りは良い気も

※2:中期以降〜現在のコミケットの体制を整えるのに尽力された方で、今はいわば「ご隠居様」的存在

※3:コミケットではだいたい千数百冊ほど買うそうな

※4:推定4万冊・重量にして4tぐらいらしい

マリみて

先日のでかき損ねてたのでちょと追記。最新巻では、おとーさんも出てきてて、「福沢家のひととき」な部分がけっこうクローズアップされてて、これも作者からの挑戦状か! とか思ってました(^^; 日光・月光のインパクトでちょっと失念してたよ(ぉ。柏木さんがらみの部分もばっちりあるし、自意識過剰っぽいけど「苺電波読本」で言及していたようなポイントがいろいろ入ってると、もしかして……とか思ってしまうのです(苦笑)。

次のコバルトでは特集で漫画ものるそうで。気合い入れてるんですなぁ。つーか、私、「コバルト」の現物みたことないです(苦笑)。近くの本屋に入るんかいな……

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