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○ RATOC REX-5051FV

このページでは、内蔵型PCカードドライブ RATOC REX-5051FV を紹介しています
Last modified; 981014


事前検討

導入目的・利点

メインPC-モバイルギアCE間のデータ交換の簡便・高速化が主目的です。現在のデータ交換方法はメインPCとモバCEをシリアルケーブルで接続し、WindowsCE標準添付のハンドヘルドPCエクスプローラを用いて転送しています。転送速度は低いですが、私の普段の使用(30KB以下のファイル交換)には十分です。問題は、メインPCがダイアルアップ接続を行っている間にモバCEと接続できない(逆も同様)ことです。これはH/HPCエクスプローラがWindowsCEとの接続にダイアルアップ接続サービスを使うためです。このため、インターネット接続中にファイル転送を行えずモバCEとの連係に支障をきたします。「一時、ダイアルアップ接続を切ればよいのでは?」との意見もあるかも知れませんが、テレホーダイタイムの接続は貴重ですし、オンライン時は常時チャットに入っている為、会話を切るのは避けたいところです。

以上の問題を解決するため、メインPCにPCカードドライブを導入することにしました。メディアは以前より使用しているコンパクトフラッシュ(8MB)+PCカードアダプタを使用します。将来的にはデジタルカメラとの連係にも使うことを考えてます。

問題点

製品を選ぶにあたって、考慮すべき相違があるのは接続インターフェイスでした。

インターフェイスによっては使用できないPCカードが存在するので、気をつけてください。ATAメモリカード(含むコンパクトフラッシュ、スマートメディア)の使用には制限はないようです。

SCSIやパラレル接続する外付けの場合、太いケーブルが邪魔になりそうです。SCSIは外部電源も必要でしょう。パラレル接続の製品は、PS/2ポートから電源を供給する製品が多くありました。これも、ケーブルが2本這いまわることになるので、取りまわしが面倒そうです。SCSI接続で内蔵型の製品もありますが、購入時には気付きませんでした。USBはケーブルが細く取りまわしも楽そうです。外部電源も不要にできるはずですから望ましいのですが、あまり製品化されていませんでした。また、USBは普及し始めたばかりなので、安定性が気になります。結局、ISAで内蔵が無難でしたが、最近のマザーボードの傾向を見ると、ISAスロット廃止とまでは行かなくても2〜3本と少なくなっています。もっとも、サウンドカードがPCIへ移行しつつあるなど、必須ISAカードも減ってきているので、スロット数を気にしなくてもいいのかも知れません。

購入記録

以前からアキバに出回っていたFDDとのコンボドライブ(9,800円, エプソン製)を探したが発見できませんでした。ツクモDOS/V館にUSB接続タイプ(Kernel製)がありましたが、18,800円と高価だったのでパス。逆に廉価なものは、パラレル接続の“フラッシュメイト”7,800円@T-zoneでした。

なお、購入したパッケージは白箱で、レシートにはREX-505VBと記されていました。しかし、RATOCのページで調べたところ上記モデルのようです。

インストール

取説に指示された作業のみでは動作しませんでした。初期状況は以下の通り。

RATOCのFAQを調べたところ、同様の症状があったので、指示にしたがって設定すると、あっさり、カードを認識しました。マザーボードごとに設定が異なり、一部のM/Bでは動作しないので注意が必要です。

また、ページにはコンパクトフラッシュへの対応についてあまり書かれていなかったり、3.3Vカードは使用できないと書かれていたので少し不安でしたが、問題なく使えています。


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