Japanese (Shift JIS)

♪Pioneer CLD-R7G

♪購入

スピーカの買い替えの次はCDプレイヤでした。ここで欲張った私はCD/LDコンパチプレイヤに手を出してしまいました。この頃はDVDが出始めていて随分迷ったのですが、主に観るアニメ作品はまだまだLDが多かったのです。

LDやDVDプレイヤのCDプレイヤとしての性能はどのくらいか? 当時の私も気になっていましたし、今もよく上がる質問ですね。答えは、「専用機に比べればずいぶん落ちる」と言わざるを得ないでしょう。20万円以上もするコンパチ機であれば音質をある程度は追求できるCD再生能力を持っていると思いますが、中級コンパチ機はCDプレイヤの廉価機レベルだと思います。趣味のオーディオには耐えられないでしょう。それでも予算の都合というものがあります。いずれアップグレードすることを前提に購入するのは悪くない手です。私の場合、半年で専用機にアップグレードしました。

CDプレイヤとしての音は、低音がでなかったことが印象に残っています。全体によく響きます。それが被ってしまうようで、明瞭な鳴り方ではありません。

LDの画質には満足していましたが、動作音が大きいのは困りものです。

構成セッティング
1998,06,29 1998,06,29

♪ケーブル

最初はただアップグレードしたくて、audio-technica AT7A64/0.7を使ってみましたが、向上は感じられませんでした。

構成セッティング
1998,07,07

高域に滑らかさを求めてSpace & Time Prism33を使ってみました。インターコネクトケーブルは差が解りづらいと聞いていましたが、十分違いを感じられました。まずは、ケーブルの矢印にしたがってメーカ推奨の接続方向でチェックしました。とても響きます。まるでエコーがかかってるようです。そのため一音一音の明瞭さは落ちましたが、定位は悪くありませんでした。雑誌では「倍音表現が豊か」と評していましたが、こういうことなのでしょうか? まろやかとも言えますが落ち着きが足りず、あまり好みではありませんでした。

次に反対方向に繋いでみました。雑誌はこちらを推奨してます。これまた大きく変わりました。正方向より響きが抑えられ、定位感は十分です。ただし、正方向の個性的な音に比べると面白味には欠けます。いずれにしろ暖かみが加わります。

構成セッティング
1998,11,04

結局Prism33は気に入らなくてOrtofon 6.7N-AC50に替えました。全域で伸びやかでした。艶が「あ、変わったかな……」といった程度にのりました。若干ブライト。高域は少々耳障りかもしれません。パワフルよりスイリッシュ。林原めぐみさんだと物足りないけど、谷山浩子さんは悪くないです。繊細(神経質)さが増す点がこの時は不満でした。

構成セッティング
1998,11,11

♪インシュレータ

TAOC TITE 46PINは中低域の音像が締まり、ボリューム(not音量)が増した感じでした。ボーカルが聴き取りやすくなりました。高域はやや耳障りになりました。これは金属製だからかもしれません。エレクトロコンパニエ ECS3に変更しましたが、あまり効果は解りませんでした。

構成セッティング
1998,11,18
1998,11,22

♪外部DAコンバータの利用

TEAC VRDS-25xをDAコンバータとして利用してみました。アナログ出力に比較して低音が良く出ていました。

2000/05/30