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電波…とどいた? 199812上旬/中旬/下旬

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1998年12月11日の電波状況

ぐる

META 要素を解釈してるのは、普通ブラウザ側ですね。HTML4.0 の仕様書には確かにそう書いてますけど、そういうことするサーバ、私知らないです。

それはサテオキ、一応 META でつけるのではなく、HTTP ヘッダでちゃんと content-type 指定の部分につけるのが一応「正統派」だったりしますよね。私は今はそうしてます。ただまあ、そうすると、通常のファイルシステムにおとしたときにヘッダ情報がロストするんですけどね。逆に META ついてると、なにも考えずにコードコンバートとかかけると情報が嘘になるという...

こーいう話は以前もこの日記で書いた記憶が〜

つかってる OS

各地で話題のお話。

私の現在のメイン環境は OpenBSD。気が向いたらへこへこカレントにあげてるので、長らく新規インストールはしておりませぬ。手動でコンパイルしたものと FreeBSD のパッケージと(COMPAT で動かす) ports でいれたものとごっちゃになっててあまり綺麗になってるとはいえず〜。ノートには FreeBSD つっこんであるけど、こっちは基本的にパッケージのみで使用。いつもは Windows マシンとして使ってるし。

インストーラの話。OpenBSD のインストーラはけっこう好きです。ミニルートから起動かけるシェルスクリプトで、中でなにやってるかもよくわかるし、途中でこけちゃったりしてもどうにでもなるし。中みると、うまいことつくってるな〜と思います。 fdisk して disklabel して mount して ifconfig して ftp して tarball もってきて展開して installboot してっつー古典的なインストール作業だってばっちりさっ! こういうツールも以前に比べると細かいところで使いやすくなってますね。 vi 入ってるから軟弱るーとな私でも安心、とか、fdisk や disklabe がちょっと賢くてそれなりに補助してくれるとか、ftp が賢くなってるだとか。 installboot も以前は i386 にはなかった(disklabel にその機能があった)んだけど、sparc とかとあわせる形ではいってまふ。

まあ、こういう部分はともかく、 FreeBSD とか各種 Linux Distribution を一般的なユーザとして使うぶんにはどれもそう大差ないでしょうねぇ。パッケージのインストーラの使い勝手とかには好みがありそう。私は BSD 系のシステムのほうが慣れていてトラブルがおこった時の対処がわかりやすいので、もし近くの人間に聞かれたりすると FreeBSD を勧めます。Net/OpenBSD はあまり勧めない(^^;

ちなみに、パッケージは確かに便利なんだけど、私は一度は自分でコンパイルしたことがあって内容がわかっているものしか入れないのでした。新しいものは一回は手動でコンパイルしてみることにしています。ソースを全部ながめる気力はないけど、README と INSTALL ぐらいはまあ、ちゃんと読まないとね、ってことで。ちょっと古い思考かな?

選ぶ際の基準に、それぞれを使っている人たちの「コミュニティ」は一応の選択基準になるかもしれず。たとえば、 FreeBSDのコミュニティNetBSDのコミュニティLinux のコミュニティとそれぞれちょっと毛色が違う感はありますから。それぞれの WWW ページやら ML とかのアーカイブやら fj の NewsGroup を眺めてみるとかして決めるのも良いかもしれず。

私自身はあまりどのコミュニティにも属してないかなぁ。非積極的だし(^^; ちょこちょこ片足(指かもしんない)をつっこんでるかんじ。一応 OpenBSD の ML と NetBSD-jp の ML と FreeBSD-jp-tech ML には入っているし、「BSD寄り」な人ではあるかな。自分の立場を一言で言うと「さすらいの UNIX + X プログラマ」なのだ(^^)

ONE

かなりアレでナニな話(謎)も風の噂な、ONE の PS移植、けっこう純粋に「売れるのかしらん?」とか思ったり(^^;

To Heart のほうは最初「え〜、ちゃんと移植できるの〜?」とか思ってたけど、 Leaf のスタッフが直接関わるってのと、実際その後の雑誌記事他から気合い入れて作っているな〜って様子が伝わってくるので、「これはもう買うべし」になってますが(具体的には可愛い葵ちゃんがそもそもの原動力らしい)、 ONE のほうにはそういうことは一切期待できないですからねぇ。 Tactics が手がけるわけではないし、そもそも Tactics にオリジナルスタッフがほとんどいないし(^^;

また、To Heart は「キャラクター」が主格であり、シナリオはキャラクターを中心にまわりますから、その点融通はきかせやすいけど、ONEは違うでしょう。キャラ萌えな要素ももちろん多分にありますけど (みさきせんぱーい、みおー、ながもりー ←さすが浮気部部員 (自分でいってりゃ世話ないな)) 全然本質じゃないよねん。シナリオが変にかわっちゃうとダメダメだよもん。さて、どうなることやら〜。


1998年12月13日の電波状況

きのう

寝たころは暗かった。起きたときも暗かった。ついでに時計の針は1時間ほどしか進んでいなかった。はぅン(^^;

ONE サントラ

サントラがとどくってことでふにふに試聴。ふむ、CM とアレンジ2曲か。あまりいらなかったかも(ぉ。なんとなく「りーりあーにじいろーのーひーとみー」と口ずさみたくなったのは内緒だ。

ONEのシナリオ

お、 長森シナリオクリアしたですね。うーん、

@ ONE は全体的に「主人公に感情移入」して楽しむような構成では無いでしょう。どちらかといえば、「『予定調和』なシナリオをとどこおりなく進めていくために主人公を操作する」な感覚ですかねぇ。だから語りの視点もはっきりしなくなっているんだと思います。一番視点が分散するのは茜シナリオかな? どちらかというと浩平よりも茜に対して感情移入しちゃうんじゃないでしょうか。最後の消える瞬間の視点は完全に茜だし。

@ ずばり「正解目指して」なのです。もっとも試行錯誤では無いと私は思ってます。長森に対する主人公の行動の選択は、浩平が相当混乱している、 (長森が予想外の行動にでたことにより、「関係が壊れてしまった」ことによる) ということにさえ気づけば、「壊れた」行動をすれば「シナリオが進む」ことがわかりますから、実は簡単です。選択肢かなり極端ですしね。「ONEの選択肢は難しい」というのは良く聞く話ですが、よくよく考えてみると、「シナリオの流れ」という点では筋が通った選択肢になっていると思います。

@ まだクリアされていないようですが(^^;、 ONE で一番最初にクリアする人が多いであろうシナリオ、流れとしてたどりつきやすいシナリオは澪だろうと思います。澪のシナリオがおそらくもっとも主人公への感情移入がしやすくなっています。 (全編を通して浩平が澪をひたすらみつめている。でもって、澪は純粋に可愛い(^^;;;) ONE の「予定調和な世界」をとりあえず見せるために、こういう構成にしてあるのではないかと想像。あ、そうそう、関連して、澪シナリオのみ、全く澪自身の語りが入りませんね。エンディングでちょこっと「返事」として入りますが、(エンディングの) メインの語りは第三者です。 (ほんとにそうだったか自信なかったので、さっきプレイしてわざわざ確認(^^; みお〜)

@ 長森のテーマは「世界」そのものかと。「みずか」は幼いころ望んだ「永遠の世界」です。「長森」は毎朝にたようなことが平穏に繰り返される「こちらがらの世界」です。そして、長森シナリオの中盤以降の展開は、二人の関係の変化を示すことで、「こちらがわの世界」が実は変化する世界であること、「永遠の世界」では無いことをアピールしているのではないでしょうか。

@ 長森シナリオは、「永遠の世界」がうみだされるきっかけとなった「楽しく繰り返される日常」の破壊を弱い形で示し、浩平にそれを追体験させることで、それが悪いこと(というかうーん、なんかうまい表現がおもいつかん)では無いことをわからせた上で、さらに、もういちど浩平を「永遠」にほうりこむという形になっているのだと思うのでした。

@ ああ、なんかとりとめもなく書いてしまった。 ONE の長森シナリオについてまとめて考えてみたのはひさしぶりかな。あと澪シナリオについての考察は初かも(^^; 以前とは意見がけっこう変わってるかも。

ぐる

うーむ、エソカイ、どういうことが話されたのだろう。なんかみょーに気になる(^^;;; ああ、オレイソタ─名刺つくらなきゃ... 電波な名刺も新版ほしいなぁ。

雑記

Netscape の Next Generation Layout Engine、 「月光」でちょっと遊んでみる。とりあえず、unzip.exe で展開して敗北。 -L オプションが必要だったらしい。で、実行。ふむ、たしかに正しくレイアウトできているようだ。十分速そうだし。 MicorSoft のページとかもちゃんと見れるみたいだし。一応期待してまつことにしよう。で、日本語は? (^^; Unix 版のソースの最新のは CVS でないととれないのかな? そもそも大丈夫なのか? > Unix 版。だれか勇者の挑戦を希望する(ぉぃ)

@ うむ、うちのるりるりも頑張ってもっと速く あんど こけないようにしないとなぁ。いまのところ、CSS パーサを構造の再検討 あんど 分離かけて、ようやく @import が処理できるようになった。(本当は yacc 自体が適していないのでやめるべきなんだろうけど、それはあとまわし) それからコード処理系がタコ、というかなにも考えずに locale のライブラリとしてつくってあったのでスレッド的な利用に耐えるものではなかったのをオブジェクト指向的に修正して解決、といったところ。で、まだ http 周り(libwww)のうまい制御が理解しきれてません(^^;; ついでに無節操な拡張の際の処理忘れでメモリリーク多いっす(汗)

@ GTK 1.1.7 が出てます。ついに Wide Character Support の本家統合が実現。Locale System が正常な OS ならば、デフォルトで Entry Widget および Text Widget などで日本語が普通に通るはずです。関わっている余裕がないので、指先つっこんだきりずっと傍観しているのですが、日本から開発に参加されているみなさまの努力には頭がさがります。連動してGNOMEのほうでも着々と日本語用の環境は整っているようですしね。

あとは変に Unicode 化されることを阻止しなくては、といったところでしょうか。選択肢として Unicode が使えるようになるのは一向にかまわないのですが、locale による mb/wc モデルを削除されてしまうと、我々にとってはむちゃくちゃ不便なのです。

@ ちなみに、XFree86 Dev-ML の方では、現在 X-TT が統合にむけ攻勢中だったり。みんながんばれー(おまえも関係者だろ)


1998年12月14日の電波状況

コミケの予定

本吉君から、今日中に簡単な解説とインストーラ─/説明ソフトで利用するバナーを提出するよーにといわれている。さて、いまからつくるか(ぉちなみに今回から、全部まとめて一つの CD-ROM にする予定らしいっす

あ、そうそう、コミケ、たぶん行くと思います。

一応今回の私のぶんの予定は次のようになりそう

  1. XMascot Ver 2.6b コミケットバージョン

    前回出したのと同じもの。もしかしたらキャラ追加するかもしれず。

  2. XMulti Ver 3.0

    新規モジュールの追加がなるか怪しいところ。 キャラ絵は描きなおしたいけど余裕ないよなぁ。

  3. Lapis Lazuli Ver 0.2

    一応いれておく(^^;

  4. XMioBiff

    さあ、無事完成するのか? 一応製作中。

一応こんなところの予定。以前から言っていた、Palm 関連ブツは完成しそうにないので切り(汗)。

あと、「別働隊」とは無関係で、個人的趣味 あんど 以前からの約束があるのでいくつか「Tシャツ」つくります。当日私に会うことができる人限定、基本的に予約制、費用は実費のみ (1000yen 程度の予定)、MD-1300J によるアイロンプリント家内製手工業です。

とりあえず原図のラフ。作るのはこの 3種類のみです。

申し込み受付けについては原図が完成してから告知します。白黒版とカラー版を準備する予定。

アーカイバ

ふむ、 tar(1) と cpio(1)、POSIX に触れるのでしたら 総合アーカイバ、pax(1) もわすれちゃだめでせう。ちなみに OpenBSD の場合…

-r-xr-xr-x  3 root  bin  245760 Nov 18 17:00 /bin/pax*
-r-xr-xr-x  3 root  bin  245760 Nov 18 17:00 /bin/tar*
-r-xr-xr-x  3 root  bin  245760 Nov 18 17:00 /bin/cpio*

見ての通りです。FreeBSD は全部別々だったと思います。 NetBSD は知りません。

OpenBSD の tar(1) はデフォルトで POSIX tar のフォーマットをはくので、こいつでつくった tar ファイルは SunOS 4 の tar では展開できなかったりするのでした。(-O で Old Format で出力すればできる)

ぐる

みゅ、それはIPC かな?、あ、IPX ですね。 OpenBSD も動きますよ〜。 OpenBSD と NetBSD、どちらが FreeBSD に近いんだろ。 NetBSD のほうはどうなっているのかよくわからないのですが、現在の OpenBSD は多くの設定項目は FreeBSD と同様に /etc/rc.conf に集中記述するようになっています。

目だつ異なる点としては、hostname 指定は /etc/myname、default route の指定は /etc/mygate、インターフェース指定は hostname.インターフェース名、といった、旧来の BSD の方式をとる、 dns や nis の優先順位指定は host.conf でなく、resolv.conf に書く、ネットワークの設定は rc.network ではなく、/etc/netstart で行なわれる、 /etc/rc.securelevel という特殊な rc ファイルと etc/sysctl.conf というシステムパラメータ設定用の設定ファイルがある。 (OpenBSD は FreeBSD と異なり、OS を securelevel を 1 に上げて動作させる関係上、設定の順番が重要で、この2つのファイルが存在する)、 /etc/passwd.conf がある、/etc/login.conf, /etc/login.access が無い、 /etc/ifaliases がある、ipf/ipnat が標準ではいっているので /etc/ipf.rules, /etc/ipnat.rules がある、 httpd や lynx が標準コマンドなので、/etc/lynx.cfg や /var/www/conf が存在する、といったところでしょうか。けっこう違うやん(^^;


1998年12月15日の電波状況

るりるり

ちょっとバージョンアップしたので放置してみる。

スタイルシートの @import に対応。一応何段でもちゃんと読めるように作ったつもり。キャッシュに関連してイメージの遅延ロードが変になる問題の解消。いくつかメモリリークつぶし。この状態でたぶん私のページぐらいはみてまわれます。表示用のパーサを修正途中で、nowrap と pre がきちんと効くようになったかわりに禁則処理が消えてます(^^;; うーん、どういうアルゴリズムにしたら綺麗に禁則できるだろう...

OpenBSD on Sparc

OpenBSD Sparc 版もフロッピー一枚でミニルートまで立ち上がりますので、そこからインストール開始できます。ついでにちゃんとつくってあれば、 CD-ROM からでも Boot しますよん。 詳細はこちら

今週末京都で LC98 でたあと、あずみんち泊ってから KNS 参加予定なので、暇あったら OpenBSD 2.4/sparc の CD 焼いてもっていきましょう。む、Sparc の Bootable CD のつくりかたってどうだったかな... 前作ったときのメモはいずこ。まあ、Bootable でなくても FDD 使えば問題ないでせう。

Tシャツ

とりあえず 澪Tシャツ原図(jpg:96k)完成。 LC98 に着ていく…ようなことはしません。

OpenBSD on Sparc

あ、ご自分で焼き焼きできるんですね〜。じゃあばっちりですな。ちなみに、ついさっきまで ftp.jp.openbsd.org の packages 以下は不完全だったはずなので(汗)、もしそこから落としていた場合はご注意くらはい。

Sparc Bootable な OpenBSD の CD の作り方を思い出したので書いておきまふ。ついでだから i386 とのマルチブート。

たぶんこれで OK。なお、起動するかどうか確認かけてないのでうまくいかなくても知りません(^^;;


1998年12月16日の電波状況

Tシャツ

追加。資料をつくりながら合間に塗ってたり。

あと残すは初音ちゃんだにゃ。もしかしたら、とあるサークルさん(not cclub別働隊)のほうで利益がそれなりにあがるようにして売るかもしれませぬ(^^; えと、その場合もあらかじめ予約されてる方は予告通り実費のみ程度にしますので安心を。

とりあえず、澪と琴音ちゃんについては無事原図もできたので作れます。欲しいよ〜という方はメールで どれがほしいというのを明記した上でご連絡下さい。予価は一着1000yen。 30日午後の有明、または NEWS-2(もうしこみしとかなくちゃ) または年末の浮気部部室でのうけわたしが可能かとおもいます。最終的な詳細についてはおって返信だします。なお、べつに Tシャツじゃなくても白くて平らな布地にならなんでも転写はできますので、なにか希望があればそれなりに善処します。

明日からの予定

私の明日からの予定はつぎのようになってます。 17:30 修正 :) NetBSD の meeting もあるらしー(笑) thanks to 曽田さん

うむ、いろいろごちゃごちゃあるなとりあえず 澪T サンプルと 琴音T サンプルは持参予定(笑) 初音T はもしできてたらもっていくっす。

いまプログラムみててきづいたんだけど、 Linux Conference、イソタ─な人、 3人もいるし...。おそるべし。


1998年12月17日の電波状況

Tシャツ

まだ豊橋にいたりして。うーん、NetBSD のミーティングは夕方のだけでいいかにゃ(^^;

3つとも完成してたり(^^)

欲しい〜という方は メール にて、お名前とどれが欲しいのか明記した上でご連絡下さい。予価は予定どおり一着 1000yen です。(なお、別途、とあるサークルで販売もする予定ですが、こちらはすこしお値段に色がつきます) 受け渡し可能場所は、おそらく30日午後の有明、NEWS-2、または年末/年始の浮気部部室です。最終的な詳細についてはおって返信だします。

印刷されるサイズはおよそ A4 弱程度です。(あとで実物の写真のせます) MD-1300J (MicroDry 方式)によるアイロンプリントで比較的丈夫で洗濯してもけっこう色落ちせず長く着られるはずです :D

なお、Tシャツでなくても白くて平らな布地ならなんでも転写可能ですので、希望がありましたらそれなりに善処します。

なお、IW98/KNS で会う人は、私に言うと実物がおがめるかと思います(笑)。なお、着てはいきません(^^;;;


1998年12月18日の電波状況

ふに

ぶじはっぴょうおわったなり。昼飯くってきたし、このあとはFreeBSDの BOF この数日のくわしいことは、またのちほど(^^;

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