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電波…とどいた? 200405上旬/中旬/下旬

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2004年5月22日の電波状況

雑記

渋谷にて某案件についてのうちあわせ。とりあえずの作業項目と方針は見えてきたけど不安要素多数(苦笑)


2004年5月23日の電波状況

うたわれるもの

終了しました(DVD版)。 CG欄が二つあいてるけど(^^; 一つはどうもなにか称号を得て終了するとおまけででるらしいんですが、もう一つが謎。なにかサブイベントとりのこしたのかしらん。

まったりだらだらプレイ推奨。一度はじめると、なかなかやめるタイミングがなくてずるずるプレイしてしまうタイプですね。 SLG の合間にADV部が入るのでそこがやめどきかと思いきや、なごみまくるイベントばっかりでついつい見ているうちに次の戦闘がはじまって、うぉ、もうセーブできないや、というパターンの繰り返し。

システム的な問題点などは特には無し。ムービーの後で即窓閉じちゃうのが気になるぐらいか?

SLG部は普通でプレイしたのですが、これだと簡単すぎですね。最後のあたりはみんな強くて敵たこ殴り(^^; もう少し高い難度でプレイしてもよかったかも。あと「術」がなんかあんま意味がなくて、いろいろ要素考えてみたけどつくり込めなかったのかなーとか。

CGの枚数は今時のゲームとしてはやや少なめかな。でも美麗さではさすがの最上級クラス。チップキャラもよく動いててきれいでいいですねー。ドッターさんの腕がさえてます。

内容とか。まごうことなき「おとうさんゲ─」(苦笑)。もう、いろんな意味で(謎)。シナリオは完全に一本道で中途の分岐もありません。ハーレム状態になるわけですが、ハクオロは比較的蛋白なので、あまりえろえろにはなりません。ああ、このゲーム、鬼畜王ランスにあるようなハーレムシステムがあったら完璧だったのに!とか思ったり思わなかったり。ほら、打率(意味不明)もにたようなもんだし!

まあ、和むので良しとしましょう。お昼寝CG最高。……と言いたいところですが、一つだけ心のこりが。カミュ(←最大お気に入り)はやっぱもう1回必要でしょう。

カミュが自分がしたことを認識→次の満月の夜に苦しみながら水飲んでるカミュを発見→葛藤して身もだえるカミュ→選択肢→部屋におもち帰り→カミュが下で(ry

このお約束展開がないとダメだろう!!!、で、ここの選択肢で終盤展開がちょびっと変わるんですね。まあ、こういったキャラ別でのエンディング切り替え的な物が、プロット段階ではやっぱあったんじゃないかなという気はけっこうします。

あ、本作をプレイしたおかげでいろいろと理解度がUPしました(^^; これで「アルルゥとあそぼ!」をかなり楽しむことができるはずだだ。

王道展開が好きで、あと、けものスキーな人はプレイするべし、な良作です。おすすめ。


2004年5月26日の電波状況

雑記

MSの開発者囲い込み戦略キター

業務利用OKのクライアントOS+サーバOS+各種アプリケーションサーバ+Office、さらに開発用にMSDNユニバーサルをつけたものを5セット(サーバは1ライセンスで5CAL)で、今ならキャンペーン中で、47,250 円って、ムチャクチャだー。

うちは法人だから第一の条件はさっくりみたせるわけで、あとはパッケージソフトの開発表明さえできれば参加できるってことだな……。むぅ←考えてる

Windows むけソフトつくってる小規模ソフトハウスなら、入らない理由はないと思われます。はい。

あ、MS の例の適合試験にうかるように努力する義務はあるらしいです(^^;

ちょっと補足。期間中に合格努力、期間後にはちゃんと合格しろってことでいいのかな?微妙に曖昧なので気になる人はきちんと確認したほうが良いでしょう。

試験なのですが、Designed for 〜 だと費用は $5000 から。そのOSの機能をきっちり使い込まないといけないので、合格はけっこうたいへんそうです。Verified for 〜 のほうは、$800 からで、これは、要するにきちんとインストール・アンインストールできて、 OSを不安定にさせることなく目的の機能が動作するか、というものなので、合格は難しくないと思われます。

ライセンス総額的には、OSとOffice で 50万、Server群で50万、MSDN もユニバーサルってことは 100万、と、ざっと見ても200万以上はするものですから、2年間+先にあるかもしれない試験の費用を足しても 20万円足らず、というのは、とんでもない破格といえるかと思います。

必要なのは、きちんと製品をしあげて出す、という意気込みですな。いくつか漠然としてる案をきちんとまとめることができれば、弊社も申し込みを考えることにしましょう。


2004年5月28日の電波状況

ゲームエンジンの話

内部構造を考えなおし中……

現在、システムを駆動するためのオブジェクトの生成は次の3手段によります

  1. engine オブジェクト(+付随するシステムオブジェクト)(最初から最後まで存在する)
  2. 定義ファイルによる定義 (グローバルでスタティック変数扱い)
  3. スクリプト上での宣言(スクリプトローカルで自動変数扱い)

基本的に「スクリプトエンジン」部がオブジェクトのインスタンス化を担っているわけです。ちなみに、全てのオブジェクトは、engine オブジェクトの参照を持っており、それ経由で他のオブジェクトとの通信を行っています。

これ、どーにも各部の扱いがすっきりしないなぁという感がぬぐえません。 C 言語的な感覚で組んだまではよかったのですが、変に自由度が高いのと、個別のオブジェクトの暗黙の関連性(例:Layer オブジェクトは常に Display オブジェクトの配下に入る) が、構造を熟知している人でないとそれぞれの関係がさっぱりわかりません。実際「よーわからん」という文句も多数(汗)

これはやはり設計レベルでの欠陥といえるでしょう。オブジェクト構造を定義した上で、スクリプトにはそのオブジェクト構造に従った形でのみ、インスタンスを取得できる、というシステムのほうがすわりがよさそうです

まあ、要するに、MS Office とかと同じようにしましょうということですね(^^; Word オブジェクトから Document オブジェクトを取得して、Document オブジェクトからSheet オブジェクトを取得して以下略。

もう一つ、アイディアレベル。

こういった構造にすると、当然ですが、スクリプト系とエンジンコアとの独立性があがりることになります。それなら、もう一歩すすめて、エンジンを ActiveX Script Host にしちゃうのがたぶん正義なんだろうな、と。 JScript, VBScript 他任意のスクリプトから制御可能にして、Shell として、ゲームエンジンをオブジェクトとして引き渡すようにすれば、ばっちりにょー。

ゲームエンジンの話2

データの扱いについて。結局、足回りのデータ格納には次のものを使うことにしようかと。

BDB は hash, btree, recno の3種類のデータベースを扱うことができる組み込みライブラリ、 SQlite は SQL で RDB が管理できる組み込みライブラリです。XML とかでオブジェクトのデータを管理〜ってのを考えてたのですが、やっぱ RDB + SQL でいいやという結論に(^^; リストの保持がやや面倒なのですが、まあ、ぶんまわすだけではありますし。なにより使い馴れてるのはポイントです。パフォーマンス的には独自形式に劣ることになるとは思いますが、特にリアルタイム性が要求されるような部分ではないので汎用性重視です。

では XML などの類は全然使わないのか、というと、そんなことはありません。

Berkeley DB と SQlite を採用することには一つ大きなメリットがあります。この2大組み込みDBライブラリ、Perl などのスクリプト系をはじめとする、様々な処理系で標準的にサポートされているので、外部からさわるのが容易なんですね。これで、WEB アプリケーションの形のデータエディタがつくりやすくなります。

そして、そういったスクリプト系のツールは、なにげに XML を触るのも得意だったりします。どーせ中間形式なので、システムで C++ 使ってがんばってごりごりしなくても、 XML → スクリプトで変換 → DB → エンジン って流れでいいじゃん!ってことで。


2004年5月29日の電波状況

雑記

某社事務所にて午後えんえん打ち合わせ〜。これで少しは進むかなっと。


2004年5月30日の電波状況

雑記

三上君が巨大ゲームウォッチを買った模様、ということでちょっとさわらせてもらう。けっこういいかんじではありますな。無駄に光るボタン、カコイイ。ただ、やっぱ密度が高いのかずっしり感がありますな。なんか支える台つきのポーチにいれると、お弁当箱みたいだ(^^;

雑記2

ベータ登録してダウンロードはしてあった Microsoft Virtual Server 2005 (Beta) をいれて動かしてみる。あ、動作には 鯖2003 必須です。

おー、これはかなりおもしろいかも。システムが COM で、管理ツールが ActiveX なあたりはさすが MS といったところか。技術的には決して難しいことをしているわけではない、とわかっていても、やっぱり、ブラウザ(IE) の中に仮想マシンの実動作中の画面が表示されるというのはかなりインパクトがあります。とりあえずそこにあったのでためしに入れてみた Miracle Linux V2.1 はごく普通に動いてる模様(ぉ

概念的には Virtual PC をサービス化したもの、ということになります。サービスなので誰もログインすることなく仮想マシンが動作しており、それを遠隔から (専用クライアント、または ActiveX クライアントで) 管理できます。単純な用途なら自分がログインしている時だけ作業できればいいので Virtual PC で必要十分ですが、チーム開発作業だとか、対外サービス提供の場合、「誰かがどこかのマシンにログインしっぱなし」で一応似た状態にはなりますがいろいろアレなので ※1 、サービスであるにこしたことはありません。

物理的なマシンはけちりたいけど、システムは独立した状態でたくさんの種類を稼動させたい、とか、マシンをリプレースして新しいOSに移行するんだけど、古いシステムはそのまま残して運用継続しておきたい、といった用途に最適でしょう。

遠隔制御技術には VNC をセキュリティ拡張した VMRC (Virtual Machine Remote Control) が使われています。 MS の遠隔制御技術には、Remote Desktop がありますが、これは Windows のデバイスドライバに強く依存する技術なので、汎用の Virtual Machine むけではないということでこれが採用されているのでしょう。

仮想ネットワークは、完全に Virtual Machin 群のみで閉じたネット、もしくは、ホストOS の任意のネットワークデバイスに対してブリッジすることができます。じゃあ VMWare みたいな内部的に閉じた仮想のネットはできないのか?とか思ったのですが、なんとMS標準な技がありました(リリースノートに解説あり)。ホスト側で「ハードウェアの追加」からごそごそたぐって「Microsoft Loopback Adapter」をデバイスとして登録し、それに適当にアドレスをふると、それだけで普通にサブネットができます。Virtual Server からはそれに対してブリッジすればそのサブネットと直結した仮想ネットになり、この仮想ネットに所属したゲストはホストと普通に通信できます。うーむ、そもそも存在を知らなかった……→ Microsoft Loopback Adapter

さてさて、この分野の競合製品としては VMWare GSX Server があるわけですが、こっちは「画面」の確認とかを外のツールからできたりするのかなぁ。体験版おとして比較してみるべきですな。ってか、Server の体験版、いつから出てたんだろう(^^;

VMWare GSX Server は 2CPU で $3000 以上するので(本家オンライン販売価格)、MS が それより安価で出してきたらそれだけで大ダメージだと思われ。逆に言うと価格競争が発生する可能性はありますね。 MS のことだから、$1000 ぐらいでさっくりだしてくるんではなかろうか。ちなみに、デスクトップ製品では、Virtual PC は 15,000 円、VMWare Workstation は 28,000 円、ってもしかして、VMWare って相当値下げしてる? ちょっと前は4万ぐらいしてたよーな……

あ、そか。VMWare が絶対的に優れてる、というかVMWare にしか無い点がありますな。

これを重要と見なすかどうかでどうするかってことですかね。あと、DirectX とかの扱いはそれぞれどうなんだろう?


※1:そもそもライセンス的にこういった使用はまずいはず

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