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電波…とどいた? 200503上旬/中旬/下旬

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2005年3月11日の電波状況

人権擁護法

わりと客観的な まとめサイトが できておりました。

とりあえず 人権擁護法案10年史 は読んどくといいかも。

さて、思うに、この法律の主目的は2つ。

後者のほう、ぶっちゃけ BPO/BRC があんまきちんと機能してないのが背景だと思うのよね……。

私見再まとめ

今後の行動予定:またーり傍観 (ぉ

個人的にね、今回のこれ関連の話で一番アレだなぁって思ったのはね、巡回先にしてる、いいこと書くなぁと思ってたサイトのいくつかで、詭弁だらけのまとめページみて、それに対して全面的に賛同してるような発言が出てることなのねー。ふう。


2005年3月14日の電波状況

げーむえんじん

ふと思い立ったので、最近の某ゲームエンジンの様相、 1年ほど前の話が、現状、どう実現しているかなどをつらつらと。

その1年ほど前の話。

システムの基本概念

システム基本的な概念は変わってませんが機構が追加されました。 ☆が追加部分。★は概念としては同じですが中身が総とっかえされてます^^;

データ保存のためのストレージは、旧来はファイルオブジェクトと スクリプトを使ってごりごり入出力記述してたのですが、それは廃止して、 SQLiteによるデータベースにしてしまいました。 システム自身が各種データ保持用に内部的に使っている他、ユーザはスクリプトから SQL を使って操作することができます。独自のテーブルを作るのも可能。SQLite 便利っすよ〜。 いわゆる「セーブ」機能や、エンジンオブジェクトのアーカイブ処理関連機能は ファイルを扱いますが、これらはファイル名指定の単発動作なので例外ってことで。

環境オブジェクトの概念

環境+キャラクタは基本的には変わってません。 シーン制御系から呼び出しやすくするための内部的なインターフェースの整理などは行われてます。 環境レイヤ, 環境スクリプトの概念を新規に追加しました。 環境レイヤと役割が完全にかぶるので「照明」の概念は削除されました。 従来はシナリオ制御もすべてスクリプトで行っていたので、レイヤを特別に使いたい時にはそれらの制御を じかにスクリプトで記述していた(あるいは照明に画像がはれることを利用してそれを利用していた) のですが、そうすると、それらの廃棄なども全部面倒を見るコードを記述する必要があってかなり 煩雑でした。環境の管理下におくことで構造がシンプルになりました。

スクリプト言語の刷新

従来のスクリプト言語はきれいさっぱり全部捨てました(爆)。 代わりに、LUAを採用。

選定のポイント:

オブジェクトの機能呼び出しも LUA 対応したのにあわせて、 オブジェクトの管理機構も全部 LUA 管理下に移行。リファレンスカウントによる ガーベージコレクトで処理されます。オブジェクト生成は、起動時から存在する エンジンオブジェクトにcreateObject() メソッドを追加してスクリプト記述することに。 オブジェクト初期化用の専用ファイルは廃止です。

その他の制御機構の追加

LUA 対応のとき、せっかくなので IDispatch も書きました。 そうなると、IEコンポーネントの JScript/VBScript からオブジェクトの機能が 自在に呼び出せることに〜というわけで、IEコンポーネントをまるごと制御機構として格上げ。

フラッシュコンポーネントからは、オブジェクトの個別機能こそよべませんが、 FScommand 経由で LUA のファンクションを任意に起動できるようにして、これも制御機構として格上げ。

シーンプレイヤー

従来は高レベルスクリプト→システムスクリプトへのコンバートで、ADV のシナリオ実行を 実現していたわけなのですが、やっぱ専用化したほうがよい、との検討の結論に従って、 新規に「シーンプレイヤー」を導入。わりと複雑なデータ構造なのですが簡単に説明を。
シーン
環境オブジェクト群に対する一連の演出(行)をまとめたもの。 シーンの開始前に環境はリセットされる。すべての行の実行が完了すると次のシーンに移る。
演出の指定の単位。会話/コマンド/スクリプトのいずれか。 同じ行番号を持つ行は「同時に」実行され、それらすべての実行が完了すると次の行番号に移る。

シーンは基本的には指定された番号順に実行されます。 分岐処理は、シーンプレイヤーに対して「次のシーン番号」をスクリプト行から指定することで行います。

シーンプレイヤーはそれ自身がデータベースを保持しており、シナリオとしてのローカル変数の類はこれに 保持できます。(グローバル変数は、システムが保持しているユーザDBに記録します)。 このDBの操作もスクリプトで行います。

シーンは、通常は先頭からの1行ずつの実行になるのですが、任意の行に対して「ジャンプ」 することができます。ジャンプ中は、描画を差し止めてオブジェクトのステート変更だけを 行うことで、せいぜい数秒以内で先頭から目的の行まで全て実行し、状態を再現します。 これによりシナリオのプレイ状態の保存(セーブ)は以下の項目だけになります。

シーン途中での選択肢などジャンプ処理の流れを妨げるものについては、スクリプト(ジャンプ時無効) を使って記述しておき、結果をDBに保存しておくことで対応します。 ただし、DBの状態によって流れがかわる処理などは、場合によってはジャンプによる矛盾が 生じることがありうるので注意が必要になります。これを避けるため、原則として シーン遷移処理(ジャンプ時有効なスクリプトで記述)はシーン末尾に配置するようにします。

初期化データベース

ストレージのDB化にあわせて、初期化処理もDB化してみました。 これにより、スクリプトでの設定は、オブジェクトの宣言以外は きれいさっぱりすっきりして、ついでに高速化にも成功。

それから、そのDBへの登録は、これまた新規につかえるようになった HTML 系スクリプトで記述されたインターフェースを使って行なうことが できます。

こんなかんじ

入力インターフェースがあると、項目の詳細を覚えなくてすむのは超便利なのですが、 大量登録しようとすると手間です。そういう時は、いくつか項目いれた後、システムDBのファイルを ダンプしてしまえば SQL 文のかたまり(create table + insertの羅列)になるので、それを テキストエディタでごそごそこぴぺ&修正して、またリストアで問題なしってことで。

開発支援インターフェース

その他インターフェースとか。

シーンデータは、最初はテキスト形式でがーっと書いて、それをインポートします。 そうするとシーン制御パネルから操作できるようになるので、1行づつ確認しながら編集していきます。 ほんとはタイムライン的なインターフェースがおこせると超かっこいいんだけど、そこまでを DHTML で 記述するのは神業が必要なのでちょっと無理(汗)。まあ、シーン遷移がもう少し速くならないと あまり気持良い操作はできないかも。現状、行移動するとどうしても1テンポまたされます。

コマンド入力では、基本的に、入力したコマンドが即時に画面反映されつつ、 シーンデータ用のコマンド文字列を生成してくれます。

  1. 画面でどういう表示になるかを確認しつつコマンドを決定
  2. シーン制御インターフェースにコマンドをペースト
  3. シーン制御インターフェースで「更新」
  4. 該当行まで再実行(ジャンプ)されて実際の動作を確認可能

画面切り替え処理の確認がちょとめんどいんだよなー。 いいインターフェースくめないかなー。コマンド入力がペーストしなくても即時反映、 そのかわり UNDO 装備、とかできると一番ではあるのか^^; 大変そうだ。

問題点が一つ。DHTML はテキストエリアが弱すぎ(涙)。なにが一番悲しいってカーソル位置を保持して くれない。最初、Microsoft RichText Control つかってばっちりだ!と思ってたんだけど、 このコントロール、Visual Studio が入った環境でないと正常動作しないのでした……。 最適解は自前でテキスト編集用の ActiveX を一つ書くことなんですが、なかなかそのための時間が……

実現できてないこと

先は長いぜ……。

2005年3月15日の電波状況

雑記

おとといぐらいから。上腕〜肩がなんかしびれたかんじ。腱鞘炎?(汗)サロンパスもらって貼って、とりあえずあんまキーボードさわらないようにしてすごす=仕事ふくめてなにも出来ない罠(汗)

とりあえず一日あたりキーボードに向かう時間はしばらく減らしたほうがいいのかのぅ。今日はおさまったのでとりあえず仕事(ぉノートのキーボードで長期間ってのがあかんのかもなー。

アニメとか

AIR は最後までの神っぷりの維持を期待。

ファンタジックチルドレン、トーマがとうとう思い出しました。ということで、ますますもりあがってるのですが、どう収拾をつけるのだろう^^;

岩窟王、原作の「モンテ・クリスト伯爵」を読了したわけなのですが、アニメはかなり改変してるのねー^^; これまたどう収拾をつけるのだろう……。

原作では基本的に伯爵視点で、アルベールは道化で、ユージェニーは男にさっぱり興味がなくて、フランツ死ななくて、そして伯爵はマクシミリアンにらぶらぶ。あと、ヴィルホール哀れ。

ジパングをみはじめてみたり。わりとおもしろい。


2005年3月16日の電波状況

雑記

ぐぐるデスクトップおもしろいねー。

導入したあと、ふとおもって「このみ」とかいれるとむちゃくちゃひっかかってなにごとかとおもったら、展開したシナリオテキストがひっかかってる罠^^;

Document and Settings 以下は、自分のフォルダだけで、All Users のとこはひろってくれないようですね。ひろえるようにしてくれと意見を出してみたり。

API 的には、COM あるいは HTTP (ローカルにサーバがあがります)経由でたたくと XML で取得できるみたいですな。うまく活用したアプリケーションでてくるかな。


2005年3月17日の電波状況

人権擁護法の話おまけ

傍観モードのつもりだったんですが、もちっと。

悪用 の方法、私、いくら考えても「内閣+国会ごとグル」という、もう国として絶望的に終了してる状況以外思いつかないのですが、具体的にどういったパターンを想定されているのでしょう?(わりと素朴な疑問というか特には回答不要)

というわけで(なにが)、 人権擁護法反対論批判

この文章群が紹介したかっただけだったり^^; 各地の反対と、それに対するこの批判、どちらが論理的、合理的なのか、ぜひご一読の上考えていただけたらと>本日記の読者含むall


2005年3月18日の電波状況

人権擁護法の話おまけの続き

実運営のつけいる隙。

その広島の事例のごとく「えせ同和」はそもそも「人権擁護法」が無くとも問題をおこすわけです。人権擁護法の存在によって初めて「レッテル」の元が発生するわけじゃありません。単語の悪用の可能性はゼロではないですが、それは、ひとかけらでも知識があれば通用しないものです。知識の啓蒙重要。

そもそもですね、2万人(これは上限。今は14,000人ほどらしい)の「人権擁護委員」は、ずっとまえから活動していて、でもって『「えせ同和」の排除』は 重要な活動内容のひとつなわけですよ。そういったことに巻き込まれた時点で、弁護士よりも前に、相談しにいくべき相手なのですよ。国民ならみんな知っておくべき生活の知恵ですよ。縁がないのでいったことないですがたぶん無料ですよ。まさに、これが、現時点での実運営であり、社会上の実効果です。これの延長線上のものだ、と考えれば悲観論はそれこそドンキホーテの怪物だと思えませんでしょうか?

つーか、このシステムが信頼できないようなら、そもそも警察もなにも信じられねーって話になる気が。ここでたとえば、人権擁護局+人権擁護委員がアレでそれなことをした具体的な事例、ってのが、どっかからぽこっとわいてくれば、悲観論にとても説得力がでてくるんですがー(笑)。警察はたまに例がでてきてニュースになりますな。ということで、警察よりは信頼できる組織なんではないかとー(ぉ

基本的には、現在、人権擁護局はパッシブな動きがメインであり、アクティブな動きもあるんだけど、身動きとりづらいってのがあって、その裏付け、ついでに国際的要請への対処、というのが、この法案の単純な位置づけであり、それ以上でもそれ以下でもないのだと思います。そういう意味では、「マスコミ条項の凍結(ないしは削除)」ってのは、法律のザル法化なのねー。


2005年3月19日の電波状況

雑記

今日はいい天気ですなぁ。

来期のアニメ、あんま食指うごくのないなぁとおもってたら、 フタコイ オルタナティブのPVがなんかすごいですよ? ということで視聴決定。

ここのんが、もしかしたら双子ものリファレンスになるんじゃとか言ってましたが、その予感はびしびししますね。まあ、オリジナルと全然違うっぽいんですが(苦笑) ufotable はドッコイダーとかしのぶ伝とかのとこか。

あとはエマぐらいかしら?とりあえず見るのは。

人権擁護法の話おまけの続きの先

今日も記事紹介から〜。 人権関連法案に関するまとめの手助け

各地の「まとめサイト」の変な部分が具体的に指摘されております。読んでおきましょう。こういったサイトがきちんと登場してくるあたり、日本も捨てたもんじゃないと思いますです。

錯誤させる効果は否定しません。なんせ「オレオレ詐欺」が成立しちゃう国ですしね。この国は(苦笑)。人権擁護委員とかのシステム(現行のもの)って、たしか小学校や中学校の公民で習ったような気がするんだけど、どうだったっけ。私ですら、基本的には「その手の相談できる人がお役所とかにいけばいる」って程度の知識だったからなぁ(苦笑)

まあ、そういったレベルの可能性で法の成立が左右されたらそれこそ何の法律もつくれませんよってことでひとつ。積極的な広報以外の対策をおもいつきません。

……錯誤した意見に流される国会議員がいる(それも一人ではない)ってことのほうがよっぽど国民的には問題だよなと思う今日このごろ。説得下手なんかなぁ……。それらの議員が 2ch とかに流されたとして、きちんと検証してるサイトよませれば、そこまでだと思う(+それはそれとして法案の問題自体はあるわけで、それを補正するような方向に働くと思う)んだけど、よっぽど頭悪い国会議員がそろってるんだろうか……日本の未来が不安になってまいりました!(藁

現法案で設定されている各種権限については、私の感覚では、私自身がそういったことされても困るという状況がさっぱり想像できないので、脅威を感じようがないんですね……。だれかの陰謀(笑)で私に対してなにかしらそのための調査がきたとして、普通に対応するだけのことですからね。日常生活を阻害されて迷惑だ、というのはあると思いますがそれはしょうがないと思ってます。つーか、例の陪審員とかに選ばれてしまうことのほうがよっぽど生活的には迷惑だ(ぉ。

対組織だと、大量の書類の調査のためとかで、大人数の調査団が組まれてわらわらきて大変なことになるかもですが、対個人だったらせいぜい来るとして、その地域の人権擁護委員+ほか専門家で構成された2、3人程度の調査委員会ってのが関の山でしょう。人数分お茶だして笑顔で対応っすよ。そもそもこの法では、委員会にあるのは調査権であって拘置する権限とかは無いわけで、逮捕されるようなこともありません。ついでに、その後もし裁判にいたるとしても、民事だろうし。

勧告とかうけて、それに従わない場合は公表される、とかあるわけですが、ちょっと状況考えてみましょう。もし、その勧告がどう考えてもおかしい、こっちに分があるぞ、となった場合。私なら、自分で大々的にその勧告をうけたことを公表しますよ。そんな勧告を出してきた委員会の無能っぷりを世間にさらして祭にしないと!

……とはいえ、性格的にそういった行動にでれない人がいる、というのもまた事実だとはおもいますので、下された判断とかに対するチェック機構が追加であるにこしたことはない、とはおもいます。

まあそんなところで。

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