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[浮気者ごうさんの東鳩日記 '98; 第七週 あかりSide/マルチSide]
今朝のあかりの話題。学校の屋上に張ってあるフェンスに穴を開けた奴がいるらしい。自殺するためだったら、乗り越えればすむことだよな、と今気づいた。いたずらか、何らかの企みがあってのこと……なんだろ？
今年度、いや高校生活最大のイベント〜修学旅行のガイダンスがあった。向かうは北の大地だ。ちうことで、あかりとパンフを見ながら作戦会議。
行ってみたいところはたくさんあるので、自由時間に収めるのは難しそうだ。うまいことあかりを丸め込んで、俺の希望を通さなければ (^^ゞ
今日のレミィはいつになく落ち込んでいた。てーか、落ち込んでいる姿を見たのは初めてだ。おどけて誤魔化していたけれど、きっと何かあったんだろうな。ころころ変わる態度ではっきりとは解らないけど、レミィは俺のことを少しは頼ってくれているようだ……小さい頃のこともあるかもしれない。本当に俺なんかで良ければ、いくらでも話し相手になってやりたい。
放課後。ベンチに腰掛けて本を読んでいた芹香先輩に声をかけた。一緒に謎の空間を形成してみる (^^;;;;うーむ、妙に落ちつく
今日は先輩の趣味を尋ねてみた。なんとなく予想していたが、オカルトオンリーらしい。他には、たしなみとしてやらされているみたい。行き帰りも車で送り迎え。ある意味、ずーっと拘束されているようなもんだ。自由になる時間なんて、ほとんどないんじゃなかろうか？
社交ダンスもやらされているらしい。先輩のドレス姿、見てみたいなぁ。軽やかなステップも希望 (^^;;;
てことで祝日〜♪
緑の日にちなんで、庭の手入れ。実はこういう作業は好きだったりする……マルチもきっと好きになっただろうな。
ほえ〜っと水をまいていると、鉢植えの影から蛇が出てきた (^^;;;
ホースの水で追っ払おうとしたが、なかなかうまくいかず、蛇はどこかに隠れてしまったようだった。あんなんが庭にいると思うと、ちょっち気持ち悪い。とはいえ、あいつらが住んでた所を、人間が切り開いて追い出してしまった訳で。特に害がない限り、駆除することもないよな。
あとはビデオの未見処理で日が暮れる (^^ゞ
[Up]
今日もレミィに突き飛ばされた。アレは絶対に待ち伏せしていたに違いない。
お姉さんが学校に呼び出されたというのに、ケロッとしていたレミィを能天気呼ばわりしたのだが、意味が解らなかったようだ。ことわざ辞典を愛読しているくらいなのに、この程度の単語を知らないってのは、どうゆうことだろう？
偶然にもレミィのお姉さんに遭遇。レミィは同学年の女子と比べると、可愛いというより綺麗といえるほうだ。しかし、お姉さんは比較にならないほど美しかった。確か28歳とか言ってたっけ。レミィもあんな風になるのかな？
帰り道。いいんちょに一緒に帰ろうと声をかけたら、あっさりふられた (^^ゞ
のは気にしない。マルチのように、みんなに挨拶していこうと心がけてたり。それはいいとして、タイミング良く悪くわいて出た志保にからまれた。
いい加減にしろよな＞志保
どーでもいいような噂を流すだけならいいさ。間違ってようと何だろうと。でもな、人を傷つけるような悪質な噂を無責任に流すことは許せん。俺はまじに怒ってるんだぜ。そーゆーことを言っていると、いつか自分がそういう目に遭うんだからな。そん時になって、泣きを入れんじゃねーぞ。
夜。久々に帰ってきている母親にアルバイトの話を振ってみた。途中、「共働きしてがんばってるのに、不満があるのか？」みたいな話になりかけて慌て路線変更 (^^;;;
思いつきで、行きつけのPCショップで誘われたような話をしてしまった。金じゃなくて、そういうところで働いてみたいとプッシュしつつ、隙を見て一時撤退。なるほど、親としてはそういうプライドもあるのね。こりゃ、それらしい働く理由を見つけないとな。
マルチがいなくなって一週間か。意外と冷静だな＞俺
漫画なんかだと、こういうときには大泣きするものらしいけど、そんな気分にはならない。あの朝、マルチが見せた笑顔は、俺を励ましこそすれ、悲しくさせはしないから。
[Up]
暇に任せて、駅前をぐるぐる。本屋でアルバイト雑誌をゲット。
映画『痕』を見ようと思ったけど、一人ってのもなぁ、ってことであかりを召還しようと思ったが、Ｒ指定だった予感がしたので却下。原作エロゲーだし (^^;;;;;
HMX-12でぐるぐる。ロケテストは順調に進んでいる模様。マルチに関しては、特に収穫なし。ついでにメイドロボの価格調査。はうっ (T_T)
やっぱり高いよなぁ。
[Up]
あの〜、あかりさん？ちょっと目のやり場に困ったんですけど＜ばきぃ
厚いからって、胸元ぱたぱたさせんじゃねー (^^;;;
土曜ってことで、授業はさくっと終了。いいんちょに挨拶して、とっとと逃げる (^^ゞ
ゲーセン前を通りかかって、ちとしんみりした。あーっ！！やめやめ。落ち込むために日記書いてるわけじゃねー！！悲しい思いで、自分の気持ちを再確認するなんて馬鹿らしいッす。何かアクションしたほうが、マルチの妹達が出てくるまで確かに想いを持ちつづけられる予感。やはりバイトか？幸い、うちの学校はそんなに厳しくないし。
商店街で、琴音ちゃんと会ったけど、そっけない対応。うむぅ、ほっておけないよな。
[Up]
あかりをからかって、気合を充填 (^^ゞ
ちなみに今朝のネタは、ドラゴン★ボールと直接には関係ないぞ＞あかり
まだ一週間も先だってーのに、志保の奴が浮かれて話をふってきたので、遮断してやった。ふふふ、俺が本調子ならおめーを落とすなんて楽勝さ。とことん負けず嫌いな奴だな。どーせなら、もっと役に立つことで張り合えってーの。
ふむ、世の中、そんなに広くない(特にネットの中)と感じてはいた。けれど、記憶の中にうっすらと残っていた初恋(？)の相手がレミィだったとは……
俺が物心のついたか、つかないかといったガキの頃のことだ。ある日、迷子になっちまったときに、とある家族に助けてくれたんだ。そこの女の子と仲良くなって、以来、遊ぶようになったんだけど。その家族は、俺の知らないうちに、引っ越してしまった。その子がどうやら、レミィらしいことが明らかになった。あの子と一緒にお願いを埋めた「お願いの木」。はっきりしているこの記憶が一致しているのだから、まず間違いないだろう。
う〜〜〜ん、なんだか不思議な感覚だ。初恋といってもガキの頃の話だ。今となっては関係ないはずなんだけど、なんだかあの頃の感覚(といっても憶えちゃいないんだけど)が戻ってくるような、そんな懐かしい予感。
[Up]
今朝も眠そうな顔をしていて、あかりに突っ込まれた。どーにも疲れがとれてない予感。確かに、いろいろ考えちまって、寝つきは悪い。でも、毎夜、枕を涙で濡らしている訳じゃないんだが……
あっ、という間に授業は終わり。ぜんぜん頭に入ってない予感。……いつまでも悲恋を気取ってるんじゃねーだろうな＞俺。なんて、気合を入れてみる……虚しい。
今日の帰りはレミィと一緒。俺は志保なんかとは違い必要以上に口を開かない 〜ここら辺、クラスの連中から怖い奴と思われる所以なんだろう。だから、二人っきりのときに、次々と話をふってくれるレミィは一緒にいて楽しい友達の一人だ。
Faxの仕組みね〜 (^^ゞ。やっぱ、あーいうのは女の子興味がない奴には解らんものか。俺だって、正確に説明できるわけじゃないけど。なんとなく解るじゃん。こういうときに謎なのが、「TVは不思議に思わんのに、Faxだと解らなくなる」ってとこだ。同じような仕組みだって気がつかんのかな？
なんて、ほえほえと話をしながら帰ってきたのだが、途中、「好きな人はいるの？」と聞かれた。……適当に誤魔化すこともできたんだろうけど、「好きな人はいる」と答えた。誰かにはっきりと言いたかったから。この思いを伝えることはもう叶わない。せめてここにカキコしよう。俺はマルチが好きだ。
ふぅ……こんな日記を寝る前に書いているから、駄目なんだって (^^;;;。さ、明日は元気にいくぞ！！
[Up]
寝不足。あんまりボケボケすぎるのもアレだな。あかりもなんとなく察しているみたいだ。変に気を使われたりすると逆切れしそうな精神状態だから、バレないように気をつけよう。カラ元気も元気だ。
休み時間にあかりがひどい怪我をしたと、志保から聞かされた。いつもの如くガセであったが、足をひねったのはホントだったので、あかりを保健室へ連れていった。しかも、だっこしてだ (^^;;;。あかりは恥ずかしがっていたが怪我人なんだから気にすんなって。それとも、おんぶの方が良かったか？スカートめくれちまうぞ (^^ゞ
あかりの重みと体温はマルチを思い出させ、ちょっと辛かった。顔に出てたりしてなかったよな。
帰ろうとしている俺様を志保が呼びとめた。うかつについて行くと、またレミィに突き飛ばされた (;_;)。なんなんだよ。
マルチ...人のために働くってのも難しいもんだな。なかなか体が動かないよ。
[Up]
4時間目、睡眠アワー。疲れているんだろうか？そこっ、いつものことだ、とかゆーなー！！
で、そのとき見た夢 〜レミィがまるでかぐや姫のように月へ帰るという内容を、当人と雅史の前で話した。雅史はレミィがアメリカへ帰る予兆じゃないかなんて言ったが、レミィに変える予定はないそうだ。
突然いなくなる・・・マルチの影響じゃないかと思うけど、だったらマルチが出てくれば・・・それはまずいな、泣いて起きかねん。
帰り際、あかりに連れられて屋上へ出た。3連の虹を見せたかったらしい。珍しいな。マルチは虹を見たことがあっただろうか。
ふと、あかりが犬チックであることに気がついたので、調教実験。お手とアゴまではOKらしい＜ばきぃ
なかなか寝つけない。布団からマルチの匂いがするのは気のせいだろうか。
[Up]
校門をくぐり、立ち止まって周囲を見た。特に意味はない・・・。もう、桜も終わりだな。萌える新緑が眩しい。
昼休み。図書室のあの席へ。机に顔を伏せてみたが、眠れやしなかった。
放課後。芹香先輩と遭遇。元気がなさそうに見えたのか、目が覚めて元気が出る薬をくれた。薬で元気が出れば世話ないけどな。
なぜか中庭に連れ出された俺は、薬を一気に飲み干すと・・・気絶した。薬は先輩のオリジナルで、調合をミスったらしい・・・。その時は失敗だと思っていたが、後から眠気はとんでいることに気づいた。体には効いたみたいだ。
一緒に帰ろうと校門を出たところで、お出迎えの車。
・・・先輩なら、マルチのこと、もしかして・・・
帰り道。公園で変なおじさんに引き止められた。何か言っていたけど、ほとんど頭に残ってない。ただ、「ロボットに、心は必要あるのか、ないのか」そんなことを聞かれた。あったほうがいいに決まっている。おじさんは知らんだろうけど、心を持つメイドロボは実在するんだ。
[Up]
朝早く、マルチは俺の元を去った。俺と約束をひとつ交わして。・・・散財は控えなきゃな。
[Up]
この日の分はとても書く気がしなかったけれど、書いたほうが落ち着くよな、ってことで執筆承認。しかし、PCに向かって既に2時間が経過してたり・・・ちなみにそろそろ21日になろうとしている。学校、行きたくねーな。きっとマルチを思い出すから。
いつもと変わらぬ目覚め。あかりとてれてれと登校。
校門でマルチが掃き掃除をしながら、登校してくる生徒に挨拶をしていた。しかし、挨拶を返す奴はほとんどいなかった。マルチがどんな気持ちで挨拶をしていたかわかる訳ないよな・・・
俺は、マルチのことを人だと思う＞あかり
人間そっくりに造られているとかじゃなくて、ココロを持っているから人なんだ。人間であってもココロを持てない奴は人にはなれない。俺はマルチのような人になれるだろうか・・・
放課後、最後の掃除を終えたマルチを見送ることにした。今までマルチが掃除をしてきた廊下は学校の中で一番奇麗だ。マルチがみんなのために綺麗にした廊下。あの状態をいつまで保っていられるだろう。残された俺達の課題のように思える。
校門を出たところで、マルチは学校に向かい深々とおじぎをした。俺が卒業するとき、こんなにも感謝したりしないだろうな。厳粛な心持ちになった俺は、思わず「仰げば尊し」を口ずさんだ。下手くそだけど、少しは卒業式らしくなっただろうか・・・
マルチの奴、泣いてたな。泣かしたのは何度目だろ。
バス停のあるゲーセン前まで移動。近づくにしたがって俺の足どりは重くなった。気の利いた言葉の一つもかけたかったけど、口から出たのはつまらないジョークばかりで。それでも、マルチは涙を溜めながら明るく笑ってくれた。くそっ
バス停に到着。マルチがあらたまって礼を言ってきた。だから、俺は何もしてないって。今となっては、俺が受け取ったものの方が多いに違いない。俺のために何かしたかったと言ってくれたマルチの頭をなでた。この時だって、優しい心を持ったマルチのために何かしてやりたかった。いつまでもなでていたのは、そんなことしかできなかったからかも知れない。
セリオ到着。最後に別れの記念ってことで、マルチとネコプリを撮った。もう2度と逢えないことが解っていれば、こんなんじゃなくて、ちゃんとした写真の一つも撮って・・・いや、そんなもんが何の役に立つんだ。マルチの姿は俺の心に焼き付いてる。ただ姿を映すだけなら、マルチと分け合ったネコプリのほうがいいじゃないか。
最後の挨拶をしてバスに乗り込み、後ろの窓にへばりつくようにして手を振っていたマルチ。これで一時のお別れのはずだったんだ。また会う日までの・・・マルチ、俺に嘘をついてたんだな・・・そんなとこまで人間らしくならなくたっていいんだぜ。
・・・
ちんたらとビデオを操っていると、電話が鳴った。相手はマルチだった。責任者の了解を取って、俺に会いに来てくれた・・・んだけど、途中で迷子になってやんの・・・
ゲーセン前でマルチを回収。大泣き状態のマルチを見て笑っていたのは可笑しかったからだけじゃない。嬉しかったんだ。
俺んちへ来たマルチは、俺専用のメイドロボとして働きたいといって、料理・洗濯・掃除をしてくれた。帰るべき時間の間際まで一生懸命にやってくれたマルチ。恩返しだなんて、十分過ぎるよ。
タイムリミット。帰りのタクシーを呼んで最後の時間を過ごした。その時にやっと解った。マルチとは本当に永遠の別れになってしまうことが。マルチを成すソフトウェア・・・心が回収され、二度とその体に戻ることはないことが。そんなことが許されるのか！？あいつには心があるんだぞ！！
マルチをそんな所へは返したくなかった。でも、マルチはきっと帰ると言っただろう。マルチの誰よりも優しくて素直な心は、自分が生まれてきた理由をありのままに受け入れ、妹達のために犠牲になることも喜びにしていたから。自分を創り出し、育ててくれた開発者達への恩返し。そんな純粋で強い意思をマルチの言葉から感じていた。だから俺は、一晩だけ、一晩だけマルチと一緒に過ごすことを望んだんだ。
[Up]
いつもどおり昼食戦線に突入。大勝利をおさめた。が、負け続けている奴が一名。マルチだ。しかも、クラスの連中に押し付けられた買い物だ。本来なら、パシリみたいな仕事は止めさせるとこだが、マルチの「みなさんの喜ぶ顔が見たくて働いている」という言葉に免じて買い物を手伝うことにした。・・・いつも人に関わるのを面倒がって、てきとーにやってきた俺には痛い言葉だ。あかり達以外の連中が俺のことを怖がってるって理由がそこら辺にあることも解っているんだ。物静かを装って逃げて来ただけなんだよ・・・
って俺のことは置いといて。結構な荷物になったので、手伝いながら一緒にマルチの教室へ戻った。やるべきこともあったしな。教室に入ると、マルチにパシリを命じたと思われる連中が群がって来たが、一緒に入って来た謎の2年生を不信に思ったのか少し離れ、俺達をドーナツ状に囲む形になった。にこやかにパンを配り始めたマルチを傍目に、俺は連中のリーダーらしき奴を捕まえた。もちろん平和的に話し合うためだ。穏健で人畜無害な俺だが、ちょっと前まで中坊だったガキに言うことを聞かせるくらいはできたようだ。マルチにやつあたりなどしないように釘を刺して終了。
早めに飯を切り上げ、マルチを求めて図書室へ。
充電中のマルチを観察。起きてる時にジロジロと見る訳にもいかなくてね。だからといって、怪しいところを覗き込んでたりはしてないぞ！
気持ち良さそうに寝ている(？)マルチを見ているうちに、こっちまで眠くなってきたのでサスペンド。
・・・
マルチ割込みでレジューム。授業5分前。充電が終わってから、ずっと俺が寝ているのを見ていたらしい・・・ちょっと恥ずいぞ (^^;;;
「寝顔が子供みたいでしたー」
とかゆーなー (^^;;;;;;
どこだよっ (^^;;;;、てな大勘違いをしたらしい。馬鹿な奴だ＞志保
マルチのあそこ耳カバーの中がどうなっているのかを見せてもらおうとしたら、志保が邪魔してきやがった。しかも、しつけーったらありゃしねー。どうせ、上のような誤解だと解っていたが、何もやましいことのない俺様が、いい訳するのはむかつくので、無視し続けた。また、マルチが頬なんて染めて、妙にもじもじしてたせいもあったのだろう。志保は行く先々に現れやがった。それにしても、桃太郎侍とは志保にしては渋い趣味だ。
学校中をさまよった末、屋上で見えてもらえた。良く出来ていたけど、こんな苦労をしてまで見るものじゃなかった予感 (^^ゞ。それこそ、あっちのあそこを＜ばきぃ
しかし、何で人に見せちゃいけないことになってるんだろう？
マルチと一緒に下校。
マルチの奴、鞄を持つなんて言いやがった。俺は、女の子に鞄持ちさせて、三歩下がって影を踏まずなんてえらそー趣味はないぞ。気持ちは嬉しいけどな。てことで、なでなで (^^ゞ
何もないところですっ転ぶと、幽霊につまずいた、なんて馬鹿なこと(あ、実在するかもしれないんだよな (^^;;;;;)を言うが、マルチは幽霊とも仲良しのようだ (^^ゞ。2回も続けて転びそうになったもんだから、3回目も来るだろうと早めに対処したら、それは余計なお世話だった (^^;;;;;。白昼、道のど真ん中で抱きしめてしまうとは・・・やるな、俺様＜ばきぃ
マルチは・・・マルチのロケテストは明日で終わりだ。そうだった・・・最初から解っていたじゃねーか。
[Up]
昼休み、雅史に付き合って図書館へ。マルチはいなかった・・・警戒されたか？(;_;)。雅史はダイビングパラグライダーの本を探しに行った。大人しそうに見えて、俺なんかよりよっぽど活動的な奴だ。
俺は昼寝モード。一回雅史に起こされたけど二度寝 (^^ゞ
再び目覚めたときには、周囲に人がいなかったり (^^;;;。で、人の気配に近づいていったら、志保が橋本先輩に迫られていた。これは見物だと思ったのだが、志保は嫌がっている模様だったので、仕方なしに介入。感謝しろよ＞志保。って言ってるそばから(言ってない)恩を仇で返すしっ！
ゲーセン前のバス停でマルチとエンカウント。ここからバスに乗って来栖川の研究所に帰るんだったな。セリオとの待ち合わせに早く来てしまい、時間を余してるってことだったので、マルチと一緒にゲーセンにゴー (^^ゞ
ゲーセンには初めて入ったそうな。まぢめなマルチは寄り道なんてしないよね・・・迷子にはなるみたいだけど (^^ゞ。にぎやかな店内にえらく感激していた。「アミューズメントの最先端がこの空間に詰まってんだらな。いろんな凄い技術が惜しげもなく投入されてるんだぜ」なんて言ってしまったのだが、マルチのほうが最先端だよ (^^;;;;;。マルチはロボットであることを意識させないからなぁ。
エアホッケーに興味を示したので、対戦モードに移行。これならcomp相手と違って手加減できるし。マルチがコンピュータゲームをやっても、瞬殺されるのがオチだろう (^^ゞ。思いっっっきりっ手加減して、ふにふに・・・マルチ鈍すぎ (^^;;;;;ゲームになってなかった予感。まぁ、マルチは楽しかったって言ってたし、俺も楽しかったからいいんだけど。志保相手に勝負ばっかりしてたから、つい、ネッ (^^ゞ
Time Over。セリオと合流。今度また遊ぶ約束をしたところでタイミング良くバスが来やがる。ちっ (;_;)。バスの中から手を振るマルチ・・・可愛いよな (^^ゞ
[Up]
と言っても戦った訳じゃないけどね。自販機の前で落としてしまった貴重な100円玉を探すのをマルチが手伝ってくれた。なぜか一緒にいた芹香先輩も魔法で探すのを手伝うと言ってくれた。どうやって探すのか興味深かったのだが、100円くらいで先輩の手を煩わすのが恥ずかしかったので断ってしまった。だからといって、マルチが100円相当と言うこっちゃないぞ (^^;;;。マルチから気合を感じたから頼んだのだ。気合を発するロボット・・・謎だ
始める前はレーダーがどうの、ガンマ線がどうのと言っていたが、結局は根性で捜していたとこがマルチらしい (^^ゞ。運良く100円玉が見つかって良かった。
昼休み、睡眠をチャージしようと図書室へ言ったら、マルチが電気をチャージしていた (^^ゞ。手首外れてるし、ケーブル挿さってるし (^^;;;;;。やっぱりロボットだったんだ、と思い直してみたり。
詳細はひみつ。スマ、書けません。許して (^^;;;;;;;;
マルチーっ、許してくれー。悪気はなかったんだぁ。どうしても知的好奇心が抑えきれなくってー＜バキィ。男としては卑怯だよな。一応、怒ってはいなさそうだったけど・・・もしかして人間を嫌うことが許されてなかったり。ヤダなそんなの。うーん、もしそうなら、ちょっと考えさせられちまうな。それとも、あの行動がどういう意味か解ってなかったり・・・ってことはないよな、あのリアクション (^^;;;;;;;;
会話が途切れるのが怖かったので、ちょっと強引に夢の話へ移行した。マルチは夢を見るのかぁ。俺は最近見た覚えがねーっす。とか、あたり障りのない会話でマルチをごまかした落ち着かせた。ちょうどそのとき見ていた夢の内容を追求するも、遂に教えてもらえず。マルチのことだから、きっと犬さんと遊んでいるとか、そんな感じだろう。
マルチねたが多いな。毎日、何かしらやってくれる楽しいやつだ (^^ゞ。
放課後、いつもどおり機嫌良く掃除しているマルチにこそっと声をかけて、素早く隠れた。索敵能力のテストだ (^^ゞ
結果はダメダメ。半ベソかきながらさまよって、肝心の俺が隠れた教室には来ないし、姿を現したら泣き出しちゃうし (^^;;;;;;;。だから、これくらいで泣くなって。まるで俺がいぢめてるみたいじゃないか。あ、昨日も泣かしちまってたな (^^;;;;;;;;いぢめてるのか？
涙を拭ってやって、頭をなでなで。ちょうどなで易い位置で妙にしっくりときた (^^ゞ。何とか落ち着いた模様。子供っぽいよなぁ。しゃーないか、生まれて2週間とちょっとだし。
マルチの姿が見えなかったとき、実はちょっと寂しかった。探してくれていると信じていたのに、いないんだもんな。実際は泣きながら一生懸命探してくれていた訳で。マルチの声が聞こえたとき、泣きが入ってたことには笑ったけど、ホッとした面もあったのは内緒だ (^^ゞ
追記: 鼻水も出るらしい (^^ゞ
[Up]
言った途端に遅刻しそうになったり (^^;;;;;さすが俺様
どうしても琴音ちゃんから話が聞きたくなったので、彼女の教室へ行った。たまたま出てきた女子に呼んでもらおうとしたのだが、ひょんなことから、その子に彼女のことを聞くことになった。
その子によると、琴音ちゃんの予知能力は本物らしい。しかも、周囲の人に起きる不幸な事件ばかりを予知してきたそうだ。その結果、周囲の人達は彼女を避け、彼女もまた人を避けるようになってしまったらしい。
・・・予知が成立するには、未来があらかじめ決まっていなくてはならない。そんなん、信じられねー。ってことで、何かの間違いに一票。能力の真偽はともかく、彼女を孤立させておくのはなぁ・・・
今日は昼飯を屋上で食べることにした。いい天気で電波が良く届きそうだったから・・・なんて理由では、決してない。食べ飽きた購買パンもロケーションを変えればちっとはマシになるかも知れないという、涙ぐましい努力だ (;_;)
で、雅史と一緒に飯にしようとしたら、西海岸の太陽娘レミィ登場。つーこって、3人で昼飯。アメリカの食事情やハムスターの話をしたり。アメリカの飯が不味いのは良く聞く話だけど、そんなに不味いのか？それはそれで食ってみたかったり (^^;;;;。ハムスター話では、相手の意見を認めつつ自説を曲げない雅史が見れた。静かに強情なんだよな、雅史って (^^;;;
ホントのお天道様よりも気分転換になった予感＞レミィ, Thanks! 妙に意味深なセリフの本意を聞いてみたい気もするが、きっと社交性の現れだろうと却下。なんてったって、挨拶でキスをする国の人だからな。
帰りがけ。元気印のマルチが窓拭きをしていたので、後ろから驚かしたら、落ちた (^^;;;;;。いや、窓から落ちたんじゃなくて (^^;;;、ブレーカ(？)が落ちたらしい。ぜんぜん動かなくなったので、すげー慌てた。
「あーん、マルチが死んじゃったぁ｣
「死なないって (^^;;;」
過負荷回避とは言え、驚かされたくらいで落ちるなよ。もしかして、マルチってとてもデリケートなのか？試作機だし・・・
お詫びに窓拭きを手伝った。掃除は、やるのは嫌いだが、やり始めるとまめだったりする。ふきふき (^^;;;;;他意はない＜ばき
なお、マルチの頬は柔らかかった＜ばきぃ
まっすぐ家に帰らずに、ゲーセンでへろっとしていたら、バスを待っているマルチと芹緒セリオを発見。HMX-13 セリオはマルチと競作でってのは、既にニュースリリースで知ってたり。でも、マルチが一生懸命説明してくれたので調子を合わせた (^^ゞ。んー、何て言うか、とても丁寧で解り易い説明なんだけど、詳細な情報は伝わって来ないな。半分以上はセリオが自己紹介していたし (^^;;;;。イベントコンパニオンなんかには、向いてなさそうだ＞マルチ
一方のセリオは、これぞ正統進化と言わんばかりの印象だった。寺女制服効果もあったかも (^^;;;;。多機能だし、動作も機敏で正確そうだった。あれじゃ、俺だって劣等感を抱きそうだぜ。あんなんとコンペするんじゃ、マルチも大変だなぁ・・・勝てるのか？って、負けたらどうなるんだろう？当然、製品化されなくて・・・あのマルチはどうなっちまうんだ？まさか、廃棄・・・なんてことはないよな。ちゃんと動いてるんだし。いざって時は俺が引きとってやるよ＞マルチ
春木さんとこの何世代か前のメイドロボの話をして、マルチを泣かせてしまったことは封印 (^^;;;;って、泣くのかいっ。多芸な奴だ (^^;;;;
[Up]
最近、遅刻してないよな。あかりのマークが厳しくなったからか？ (^^;;;;;
廊下を歩いていたら超能力少女(？)琴音ちゃんに遭遇。声をかけたら、また逃げられた (;_;)。今度は追っかけたのだが、途中でレミィと衝突してしまい、その間に見失ってしまった。スマ＞レミィ
そう言えば、ぶつかる直前に「危ないっ」と言う琴音ちゃんの声を聞いたような・・・。予知・・・じゃなくてもぶつかりそうなのは解るよな (^^ゞ。しかし、幸せな事故だった・・・＜ばきぃ
休み時間、犬と戯れているマルチを発見。・・・会話している (^^;;;;;。犬を擬人化しているということは、単純に人間には人間相手の対応、犬には犬相手の対応と判定しているのではないってことで、微妙に高度なことをしてる予感。
おいしいがどんな気持ちか知りたい・・・か。あんなに人間みたいなのに、やっぱり違うんだ。でもな、犬さんとの会話や普段の様子を見ていると、マルチにはココロがあるように思えるよ。それも、明るく素直で前向きな。見習え＞志保
話が逸れた (^^;;;;。マルチに声をかけて、ほえほえと会話。マルチと話してると、こっちまで素直な気持ちになれるようで心地いい。ふむふむ、がっこは楽しい模様。よかよか (^^ゞ
昼休み、中庭のベンチで雅史とポーっとしていたら、志保を中心とした女子連中の姦しい会話が聞こえてきた。
何で俺と志保が付き合ってるねんっ！！
はぁ・・・歩く東スポは志保だけじゃなかったんだなぁ。女子ってのは何でこーゆー下らん話で盛り上がるんだ？前にあかりが言っていた通り、俺は恐れられている模様。あーゆー、うざったい連中が近づかないならそれも良いかもしれない。で、やっぱり雅史はモテモテだ。ちったぁ、喜んで見せろよ＞雅史
放課後、掃除中のマルチを捕捉。今日も熱心だ。昼に会った時には、すっかり後輩の女の子攻略応対モードになってたせいで忘れていたスペックについて質問。動力源だとか、コンピュータ、I/O等、いろいろ教えてくれたのだが、いまいち本人が把握していない (^^;;;;しっかりすれ。機械に弱いってのは、まるっきり普通の女の子みたいだ。それにしても、失敗しても努力でカバーしようというマルチの考えは尊敬できるんだが・・・、最新の科学も努力と根性に支えられてるんだねぇ (^^ゞ
サーチエンジンで引っ張ってきた“PNNC-205J”と“超並列処理演算神経網”についてのコンテンツを読む、読む、読む ...zZZ
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