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電波…とどいた? 200207上旬/中旬/下旬

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2002年7月3日の電波状況

任意ラヂヲ

第9回配信〜。短期間での更新続きますなぁ。ヨさん過労で倒れないといいけど(汗)。たいーほ♪。出番が長くておとーさんも喜んでますでしょうか(笑)。やっぱり汚れ担当……。今回は楽屋オチ的身内ネタメインで、なんかいつもとノリがちょと違いますにゃ。


2002年7月4日の電波状況

買い物

次の仕事で必要になるのでいうことで、マシンを組むべく、素材をげっとしに秋葉へ。 Java がりがりなのでメモリがたくさんいるのだだ。メモリとHDD だけ買って、他の部分は三上君の余剰パーツを借りて安くあげることに。つーか、二台分さっくり余剰パーツがでてくるって(汗)……めずらしい話ではないか(ぉ

さっくり組み上げてさっくりOSまで導入。今使っているメインマシンでないと、 1G 以上メモリがのらないので、玉突き処理で、組み上げたほうを自宅用環境にすることに。環境移動めんどいのぅ

イベント市場

某所IRCにて、最近のイベントはあんまりよろしくないよねーというような話からいろいろと発展して雑談など。会場のキャパがない、いや、キャパよりも、「お客さん」と化してしまった参加者達の「一般人化」が問題だ。はたまたスタッフの質低下が問題だとかけんけんがくがく……というほどでもないか(^^;

先日のコミコミで、某サークルがアレを初参加200冊30分で掃いて怖いという話に対して、「初参加で数百から千単位まで物が出せてしまうところは今時ざらにいる」といった発言をしたら、「麻痺してる」とか言われてしまいました(苦笑)。いや、まあ、うち(別働隊)も、最初は数十からスタートで、数年かかってイベントで数百単位頒布ってのが最大規模なわけですが \、実際、それが現実なんですよね。少なくとも「珍しくは無い」状態にはなってます。

これは、基本的にはネット効果によって、即売会参加以前にあらかじめ「人気」が確定してしまっているということによるのでしょう。コミケはスパンが長いので、合間で人気がでてしまって、島中に大行列を形成してしまうというケースを少なからず見掛けます。即売会会場内においても、作品を見て貰うためには、展示や表紙などの「見てくれ」にかなり神経をさく必要があるわけですが、それが今や、会場の外にまでひろがってしまっているわけなのです。

私見では、現在、大手化の条件は、才能が4割(これは依然として重要)、継続力が2割(作品を出し続けることも重要)、そしてプロモーションが3割(話題にのったもの勝ち)で、運が1割(風は常にあります)かなぁと思ってます。

最近、これの全てをバランスよく押さえた結果、大成功を納めているのは、うちの日記を見ている皆さんならよくご存じのあそこです(苦笑)。このケースの場合、才能にめぐまれているのもさることながら、巧みなネットワーク上のプロモーション戦略が非常に効果をなしているといえるでしょう。情報の伝達の速度と範囲が広がったぶん、多くにアピールして印象づけるのはむしろ大変なわけで、そのぶんプロモーション能力が要求されており、それを得たものは、これ最強、なのです。

ちなみに、うちの場合(CCLUB)、才能とプロモーション能力は、けっこういい線いってると思うのですが、継続性がないので、大手化できません(爆)。あと、苺は、継続してるんですが、他が以下略(苦笑)

さて、この状態、すなわち、「消費人口の増加と情報化」がもたらした「市場化」は、「同人誌即売会」をめぐる新しい一面です。そして、この一面のせいで、受け皿としてのシステムに不都合が生じてるのが現状なんだと思います。これは今後解消しうるか? というと、なかなかそれは難しいでしょう。根本的に崩壊してしまうかもしれません。

一つの考え方としては、この状態はビジネスチャンスです。そう、「新しい市場」として確立させてしまうわけです。実際、いわゆる「同人誌の委託販売業者」は、そうとらえて行動しているようにも思えます。私は、純粋な創造の交換の場ってのは幻想だとおもっています。あ、そうでもないか。純粋な「創作」は、ネットの力によって、「即売会」という俗物的:D な世界から開放されて、いまや圧倒的な楽園状態なんだから、即売会は別に物売り買いの場所ってことでもいいじゃーん :p

……それはやっぱちょっとおもしろくない。人と合ったり、語り合ったりするのもやっぱり重要。でも市場としての可能性も捨てがたい。お金が動けば人も動く。人が動けばおもしろいことがおこる。

必要なことの一つは意識改革。コンテンツの作者は当人が意識しなくても、それを認める人がいれば価値をもち、そして取引されるということを、理解して、そして認めるべき。胸をはって対価を要求し、そして逆に相応な対価を示されたのなら、それを与えるようにするべき。

そしてもう一つは、その意識を支えるシステムづくり。皆の意識が、コンテンツとその対価を認めたとしても、送り手側が供給能力を持たないのなら、結局それは求める人には行き渡らない。それが補助できるようなシステムがやっぱり必要。「無料」のシステム(ネット)はもう整ってきたわけで、もう一歩ふみこんで、対価が個人レベルで効率的に回収できるようなシステムが確立し、そしてそれを皆が積極的に利用するようになれば、「即売会」という場はもうすこしの間は維持できそうな気はします。同人誌においては、出版技術も革新しないとね。必要なものが必要な数だけ低コストでつくれるようにならないと。

まぁ、実現はむちゃ大変でしょうなぁ。極端な話、国家レベルで独占的に展開でもしないかぎりは無理っつー気もしないでもない。そう、税金でそーいうシステムつくっちゃうわけね(苦笑)。あとは同人してる人達があつまって互助組織でもつくるとか。今の委託販売は、なんとなく、どこかがお金をもうけるためだけのシステム、になりかかってるような気はするけれども、基本的には次善のシステムなんだろうとは思います。

雑記

ぎんさんちでみなさんとカレーをご相伴。いろいろそっち系の話とか。↑で書いてるようなことの後半は、その間につらつら考えたりしたことだったりします(苦笑)。

雑記2

宇井君の日記がまた更新かかるようになってちょとうれしかったり。最近は暑いっすねぇ。しばらく東西線の混んでるのはのってなかったのですが、また次の仕事からえっちら通勤です。茅場町までだけど(^^;


2002年7月7日の電波状況

らぢを

任意ラヂヲライブキタ━(゜∀゜)━( ゜∀)━(  ゜)━(  )━(  )━(゜  )━(∀゜ )━(゜∀゜)━!!!!

ストリーミング設定ちう(汗

祭りの後

あー、ノーコメントでよろすこ。ある意味、こないだの日記とかとあわせていろいろ検討する価値がある題材ですが、片棒かついじまったもんで(苦笑)、ちょい間あけてから。

ストリーミングの音割れは、最後にスピーカつないで音量調整したあと、モニタリングしてPC側でのレベル調整するのを忘れていた俺のせいです。ごめんなさい。送れてることしか確認してなかった(汗)

ちょっと技術話。

ストリーミング環境ですが、一つは、われらが SV.DSL.GR.JP (Linux マシン/レンタルサーバ) に Darwin Streaming Server を導入して運用。もう一つは 自宅(BフレッツBASIC環境)で、ルータから静的 NAT かまして Mac OS X Server な Cubeたんハァハァにつないで、 Quicktime Streaming Server (名前ちがうだけー)を使ってました。最初、標準ではいってる版ではだめで、Apple から最新版をダウンロードして対処。

Bフレッツクラスになると、こーいったおあそびが自宅で手軽にできちゃいます(^^;

この2台を DNS のラウンドロビンで radio.denpa.org を名乗らせてアクセス分散をかけつつ処理させていました。流量は、Darwin Streaming Server のアクセス制限機能で調整。まだログは正確に確認してませんが、おそらく最大で 600人程度の方がリアルタイムで聞くことができたはずです。追記: ごめん。430人でした(汗)

理想としては QuickTime で真のストリーミングをしたいところなんだけど、クライアントの準備ができてない関係で、保存できてしまうけどまあいいやってことで HTTPストリーミング方式による mp3 の配送。「ねとらじ」などが使っている方式ですね。mp3 はブロック単位でデータもってるので、サーバとクライアントがヘッダ情報みながらタイミングとってデータを流して、擬似ストリーミングを実現する方式です。もとは IceCast の方式かな? DSS はこれの互換モードを持っているのです。DSS は、リフレクションの機能ももっているのですが、この方式についてはできないようです。設定する項目みあたらず。もっとわかりやすいマニュアルをきぼんぬ>APPLE。

クライアントには WinAmp に SHOUTcast プラグインを入れて使用。2つのサーバに同時送信してました。 上り 64kbps (ISDN) でなんとかがんばってくれたようです ADSLでした(^^; (24kbps のストリームを2本送信)

espr鯖が鯖落ちしてるんで 一時引っ越し中だそうです。

雑記

イベント市場化の件とかはもうちょい後で(汗)。コメントへのコメントもちょいまってね→有野さん


2002年7月10日の電波状況

雑記

へろへろ(涙)←もう何回かいたかわからんが自業自得。ちょっとづつでもなんとかやっていきます……。

任意ラヂヲのこと

※ 11日 3:15 ラストに追記あり。

ポリシー的なことなので、その分時間食われるのはわかってるのですがやっぱ書いておきます。一応 Triumphal のほうから公式見解でてます。重いのでリンクはらんので、適宜さがしてください(汗)

一応私の立場を。「サポーター」といったところでしょうか。サークルの運営方針や活動内容そのものに関与することは無いですが、全面的に (主に技術面で)協力している他、参考としての意見は出したりしています。同人サークル的には、Triumphal Record は、非常に興味深い一種の研究対象ともいえるかもしれません。

今回の件については、純粋な同人的価値観(これをどう定義するかは人にもよるとは思いますが、ここでは「やりたいことを広く表現する」とします)的には、正しく、そして成功でしょう。私はあれを「hack」だとうけとりました。とちったら hack じゃないねーやっつー意見もあるもしれませんが、それ相応に内容&技術は十分ともなっていたと思います。\ まあ、あと精神的にもですね。ふつーのやつわ、思いついて2日でここまでのことを実現するよーなことはしません(いちおー誉め言葉)

社会常識的には、単純に「手順をふんでない」という理由だけでダメでしょう。遵法意識に欠けています。このケースの場合、真に遵法すると、目的ははたせないので、私は「hackである」ということで肯定しています。crack っていわれるかもナー。私のこの判断は、社会常識的判断からは、狂ってるかもしれません。や、某所の議論で、ちょっと心配になって、狂ってるかなと言ったら狂ってるって実際いわれましたし(苦笑)。

実際、この理由一点でもって、活動を全面否定する人もおられるでしょう。 「珍走団」同様 というご意見も。あと、これによって「万が一」のことがおこった時の、周囲への影響を心配する向きも一定以上あることでしょう。オタがアレなことやってタイーホされたら、また風当たりが以下略。基本は同じかな。後者のほうはちょっと弱気な気はしないではないですが、ごもっともではあります。

……いや、長々かいてもしゃーないな。よーするに、そのへんの見積もりは確かにいろいろ甘かった(これはこれで、いろいろ指摘するつもりだったんだけど、基本的に反省点としてあがってしまったんで、指摘のしようがあんまなくなった(汗))けど、たぶん、次以降は、なんとか、きっちりやってくれると思うから、今回はみんな大目にみてあげちゃってくださいってことなんですが(汗)

実は、「お詫び」になってないという指摘には汗をかくことしきりなのです。何で俺がって? 一応事前に相談されて「これがこのサークルの指向そのものだからいいだろう」って判断して、むしろがっつり出すのを勧めたのです。そしたら某所IRCでの反応がかなりきついことになってあららら(大汗)。お詫びはお詫び、その上で状況の反省と分析は別ってのが良かったのでしょう。

私、当初は、マイナスの評価を当初かなり危惧していて、直後の段階では、プロモーション的にマイナスだろうという評価を下して、ふぁんさんにもそう言っていたのですが、あとあといろいろ状況を考えると、サークル活動的には、プラスだった点のほうが圧倒的に多かったんじゃなかろーかと、考え直して、で、それが↑の公開の煽りにつながってたりするのです。……やぱ厨房かもね。 7/12 20:30 追記。「プラスのが多い」ってのは、同様のことをするのを推奨してるわけではありません。あくまで、今回かつこのサークルに限定して、結果的にはプラスがうわまわったんではないか、という憶測です。次同じようにやったらおおごとでしょう。

……とかこういったことをいろいろ書きながら、ちょっとIRCにて (その場にいた全員ではありませんが)対談をセッティングしてみたりしてたのですよ。両方とも知り合いなわけで、関係ないと放置するのはつらいのですよ。実際、どうなるかちょっと不安だったんだけど、あと、それどころか、私が誘導しようとした話の流れがすべったりしてアレだったりとかしたんだけど、なんか、最後は、それなりに丸くおさまった模様。

いろんな状況を知る人だけの範囲かもしれんけど、結果的にはすべてプラスに働いたのかもしれません。こないだ書いたことの「1割」ってのはこのあたりにあるんかねーとちょと思ったりしたのでした(苦笑)。

7/11 3:15 追記: 「お詫び」としてきっちりした形のものがでました。遅きに失するというつっこみはどうしてもあると思いますが、それはきっちりうけとめた上で、 もぜひがんばってくださいませ。

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